雄島
東尋坊の北1.5m、安東漁港の沖合に浮ぶ無人島が雄島。約1200万年前(新生代第三紀中新世)に噴出した溶岩が冷えて固まった輝石安山岩でできた小島で、海に臨んだ断崖には柱状節理や板状節理が観察できます。標高36m、周囲2k…
東尋坊の北1.5m、安東漁港の沖合に浮ぶ無人島が雄島。約1200万年前(新生代第三紀中新世)に噴出した溶岩が冷えて固まった輝石安山岩でできた小島で、海に臨んだ断崖には柱状節理や板状節理が観察できます。標高36m、周囲2k…
越前加賀海岸国定公園、坂井市三国町の米ヶ脇~東尋坊~安島の松林の林間を通る3.5kmの海岸遊歩道が、荒磯遊歩道(ありそゆうほどう)。途中には高見順(三国出身)、三好達治(萩原朔太郎の妹アイと昭和19年から5年間三国で暮ら…
越前加賀海岸国定公園の中心的な景勝地、東尋坊(とうじんぼう)。その断崖に挟まれた入江から出航し、輝石安山岩の柱状節理の海岸美を海から観賞するのが東尋坊観光遊覧船です。先端部の入江で乗船し、雄島やライオン岩、蝋燭岩(ろうそ…
勝山の平泉寺にいた僧・東尋坊(とうじんぼう)が名の由来となった越前加賀海岸国定公園随一の景勝地で、坂井市三国町北部に続く海食崖の小さな岬。約1200万年前に噴出した輝石安山岩からなる柱状節理が、高さ25mにもおよぶ断崖を…
若狭の国から隠岐に来て800歳まで生きた八百比丘尼(やおびくに)が一晩で植えた松の一部と伝えられているのが屋那の松原。屋那の海岸沿いの長さ400m、幅40mに200本余りの老松が茂っており、「白砂青松百選」に選ばれていま…
島後の隠岐の島町(旧五箇村)久見崎の沖にある高さ20mの奇岩。ローソク島の名の通り、まさにろうそく状の岩で、土台となっている岩礁はまさにろうそくの燭台ですし、頂部に突き出ている部分はロウソクの芯にそっくり。しかも岩の先端…
隠岐の島町の横尾山(572.8m)から流出する那久川にかかる滝で、「日本の滝百選」に選定の名瀑が壇鏡の滝(だんぎょうのたき)。落差45mの雄滝(右)、落差約35mの雌滝(左)と2本が並んで懸かり、雄滝は滝の裏側の岩窟に回…
日御碕(ひのみさき)の最西端に位置する小島が経島(ふみしま)。かつて日御碕神社・日沈宮(下の宮)の社殿のあった島と伝えられ、8月7日の例祭(『神幸祭』・みゆきしんじ)の際に宮司だけが渡ることのできる神域となっています。そ…
高麗川が蛇行し巾着(きんちゃく)の形になっているから名付けられたのが巾着田。直径500m、広さ22haの平地で、昔は水田として使われていました。現在は高麗の里(こまのさと)として園地化され、春のレンゲと桜、初夏のハナショ…
710(和銅3)年創建という熱海の古社が来宮神社(來宮神社・きのみやじんじゃ)。その境内にある大楠は、幹周り23.90mで、日本第2位の巨樹。国の天然記念物としての名称は「阿豆佐和気神社の大クス」(あずさわけじんじゃのお…
国道498号沿い、武雄市若木町川古(かわご)の交差点近くにそびえるクスノキの巨樹が川古の大楠。樹齢は3000年を越えると推定され、高さ25m、枝張は東西27m、南北27m、幹回り21m、根回り33mという巨大さで、国の天…
環境省が行なっている全国の「巨樹・巨木林調査」で、栄えある巨樹ナンバーワンに輝くのが、蒲生のクス(かもうのクス/蒲生の大楠)。調査は、地上から130cmの位置での幹周りを調べるもので、蒲生のクスは24.22m。姶良市蒲生…
唐津市の七山地区を流れる滝川川(玉島川の支流)の中流に懸かるのが観音の滝。七山とはその名の通り標高600m内外の7つの山に囲まれたエリアで、上流には「九州の尾瀬」と呼ばれる樫原湿原(かいばるしつげん)もあります。観音の滝…
唐津市を流れる伊岐佐川(いきさがわ)上流に懸かり、落差100mと佐賀県最大のスケールを誇るのがのが見帰りの滝。「日本の滝百選」に選ばれ、滝の背後には山岳信仰の霊山で知られる作礼山(さくれいざん)があり、かつてはこの滝も修…
桜島岳の4合目(標高373.8m)に位置し、南岳の噴火口に最も近い位置にある展望台が湯之平展望所。桜島では、立ち入ることができる最高所がこの湯之平展望所です。桜の花びらをイメージしたという展望施設が建っており、2階部分は…
10万年前に噴火した指宿カルデラ(阿多カルデラ)の外輪山の一角をなし、火山岩でできた、薩摩半島最南端の岬が長崎鼻。晴れた日には開聞岳や屋久島、種子島、硫黄島などの火山や島々を遠望できる風光明媚な場所です。ここから、円錐形…
唐津市の東松浦半島・土器崎(かわらけざき)先端にある海食洞が七ツ釜で、「屋形石の七ツ釜」として国の天然記念物に指定された奇勝。玄武岩の柱状節理が玄界灘の波の浸食によってできたもので、断崖に7つの洞門があることから「七ツ釜…
クスノキとしては全国3位、すべての樹種をあわせても全国4位という巨大なクスノキが、福岡県築上町(ちくじょうまち)の本庄の大クス(本庄の大楠)。環境省の調査では、幹周りは21.0m。日本一という「蒲生の大クス」(鹿児島県姶…