越前岬(越前岬灯台)
越前海岸の突端にある岬が越前岬で、海抜132mの断崖の上には昭和15年に初点灯した白亜の越前岬灯台が建っています。一帯は越前加賀海岸国定公園に指定され、海岸段丘の上は水仙の畑。11月〜2月にかけて水仙が咲き乱れ、遊歩道を…
越前海岸の突端にある岬が越前岬で、海抜132mの断崖の上には昭和15年に初点灯した白亜の越前岬灯台が建っています。一帯は越前加賀海岸国定公園に指定され、海岸段丘の上は水仙の畑。11月〜2月にかけて水仙が咲き乱れ、遊歩道を…
福井県越前町の越前海岸、越前岬灯台の建つ越前岬背後の高台に位置するニホンスイセンの畑があり、散策できる「水仙ゾーン」、日本海の水平線が丸く感じる「越前岬展望台」などが整備されています。センター施設としてガーデンクラブハウ…
越前水仙が群生することで知られている越前海岸の一角、国道305号沿いにある公園が越前水仙の里公園。常時500本〜2000本の水仙が花を咲かせ甘い香りが漂う水仙ドームと、水仙にまつわる歴史や文化などが学べる水仙ミュージアム…
昭和62年に落慶した大師山清大寺(だいしざんせいだいじ)は、臨済宗妙心寺派の寺。身の丈17.0mと奈良の大仏を凌ぐ大きさの「越前大仏」(本尊の毘盧遮那仏)は、中国河南省洛陽市郊外の龍門石窟のなかにある、竜門奉先寺座像をモ…
戦国時代、柴田勝家とお市の居城だったのが北の庄城。福井市街の中心に位置する北の庄城跡には、柴田勝家と、清州会議以降その妻となったお市を祀る柴田神社が鎮座しています。北の庄城の本丸の跡地に建ち、隣接の柴田公園とともに、往時…
福井駅から南西500mにある柴田公園は、戦国時代末期に柴田勝家の居城・越前北の庄城跡。浅井長政と運命をともにした朝倉氏(朝倉義景)の滅亡後、越前の一向一揆を平定した功績により柴田勝家が越前を領有。1575(天正3)年から…
杉山川の上流にある恐竜時代後半(中期ジュラ紀~前期白亜紀)の手取層群の崖。平成元年から3度にわたって福井県の恐竜化石発掘調査事業が行なわれ、これまでに国内で発見された恐竜化石の約8割が採取されています。1億2千万年前の前…
勝山市北谷は昭和57年のワニの全身骨格の発見に始まり、獣脚類やイグアノドン類など日本の恐竜化石のほぼ大半が発掘されたエポックメーキングな場所。発掘現場からは恐竜の足跡化石も見つかり、豊富な恐竜の群れが生息していたことが明…
1575(天正3)年に越前を平定した織田信長は、翌1576(天正4)年、のちに高山藩主として名を馳せる金森長近を4万石で越前大野に封じました。その金森長近が標高249.1mの亀山に築いたのが越前大野城(亀山城)。天守など…
1471(文明3)年から戦国大名の朝倉氏が5代103年間にわたって越前国を支配した城下町の跡が一乗谷朝倉氏遺跡。昭和42年から行なわれた調査で、朝倉義景館跡、武家屋敷、寺院、町屋、庭園など戦国時代の町並みがほぼ完全な姿で…
福井城の縄張りは、徳川家康自らが行なったといわれていますが、本丸の北側、旧三の丸に位置するのが福井市立郷土歴史博物館。平成16年の福井市立郷土歴史博物館の建設にあたって、一帯の発掘調査が行なわれ、その成果を元に館外展示「…
福井藩主・越前松平家の居城で、家康の次男・結城秀康時代に幕府の威信をかけ全国諸大名も参加して築城した福井城。福井市街地の中心に残る福井城跡の本丸には、現在、福井県庁、県会議事堂、県警察本部などが建ち並んでいます。明治維新…
旧福井藩主(=越前藩主)松平家の別邸で、江戸時代には「御泉水屋敷」(おせんすいやしき)と呼ばれた福井藩の迎賓館が国の名勝に指定される養浩館庭園。現在も福井市民に「御泉水(おせんすい)」の名で親しまれています。養浩館の名称…
福井県今立郡池田町を流れる部子川上流の稗田川に懸かる落差60mの龍双ヶ滝は、福井県では唯一「日本の滝百選」に選定されている福井県屈指の名瀑。時間帯によっては滝に虹がかかることで知られ、新緑や紅葉の季節にはプロ・アマを問わ…
目の前に日本海を望む越前加賀海岸国定公園・越前松島にある越前松島水族館。昭和34年に開館の歴史ある水族館で、「みて・ふれて・楽しく学べる水族館」がテーマで、水族館本館では、日本海の深海にする珍魚コンペイトウなど、日本海の…
坂井市三国町の丸岡藩砲台跡の残る岬と梶漁港を挟む形の岬突端に位置する越前松島。越前加賀海岸国定公園を形成する東尋坊、雄島と続く三国北部の海岸線の一部で、火山性の輝石安山岩からなる柱状節理が発達した景勝地。海中に点在する奇…
東尋坊の北1.5m、安東漁港の沖合に浮ぶ無人島が雄島。約1200万年前(新生代第三紀中新世)に噴出した溶岩が冷えて固まった輝石安山岩でできた小島で、海に臨んだ断崖には柱状節理や板状節理が観察できます。標高36m、周囲2k…
越前加賀海岸国定公園、坂井市三国町の米ヶ脇~東尋坊~安島の松林の林間を通る3.5kmの海岸遊歩道が、荒磯遊歩道(ありそゆうほどう)。途中には高見順(三国出身)、三好達治(萩原朔太郎の妹アイと昭和19年から5年間三国で暮ら…