岐阜城
岐阜(ぎふ)の市街を見下ろす金華山(329m)の山頂に建つ山城。かつては斎藤道三の居城・稲葉山城でしたが、1567(永禄10)年、織田信長は小牧山城(愛知県小牧市)から本拠を移し、新たに山城を築城して岐阜城と改名しました…
岐阜(ぎふ)の市街を見下ろす金華山(329m)の山頂に建つ山城。かつては斎藤道三の居城・稲葉山城でしたが、1567(永禄10)年、織田信長は小牧山城(愛知県小牧市)から本拠を移し、新たに山城を築城して岐阜城と改名しました…
一般車両が走行できる公道の最高地点は、乗鞍エコーライン(県道乗鞍岳線)の起終点である乗鞍岳大黒岳鞍部(通年、マイカー規制を実施)。乗鞍高原と乗鞍山頂・畳平を結ぶ長野県道84号乗鞍岳線は、乗鞍エコーラインの愛称の通り、長野…
中津川市のマンホールの絵柄は『おいでん祭』と市の花「サラサドウダン」。 「おいでんさい、なかつがわ」と書き添えられています。「おいでんさい」は「いらっしゃい」の意味を持つ中津川周辺の方言です。
2月27日は、木曽三川(きそさんせん=木曽川・長良川・揖斐川)の分流工事(治水工事)の鍬入れが行なわれた日。徳川幕府と尾張藩が、薩摩藩に過酷な労役を果たしました。豊臣秀吉が吉野の花見を行なった日も旧暦の2月27日(ただし…
奥飛騨温泉郷一帯で開催される冬の風物詩『雪像コンテスト』(TOPの画像は第16回のもの) 例年数十体の雪や氷で作成された力作が温泉街に立ち並びます。 奥飛騨温泉巡回のシャトルバスを利用すれば、エリア内のどの温泉に泊まって…
青だるとは岩から滴り落ちる水が凍りついて、青い水の帯のように見える現象。 青い垂る=青い氷瀑とうわけです。 実際には北アルプスの山奥でしか見られない厳冬期の様子を、福地温泉では沢の水を温泉街の木々に噴霧し、人工的に「青だ…
露天風呂の数、温泉湧出量で日本有数を誇る奥飛騨温泉郷では例年、12月下旬~3月下旬の間、恒例の『奥飛騨冬物語』を開催します。なかでも人気のイベントが2024年2月1日(木)~2月10日(土)、新穂高温泉の中尾高原で開催さ…
多治見市は岐阜県の美濃地方(南東部)に位置し、陶磁器生産の国内シェア約6割という美濃焼の産地。最近では真夏に最高気温40.9度を記録した「日本一暑い町」としても有名です。 そんな多治見市のマンホールの絵柄は美濃焼とキキョ…
家紋の中には、固有の苗字の人だけが用いる専用家紋というものがあり、その家紋の名称の前に特定の苗字が付けられている。 それらは、徳川氏の徳川葵や浅野氏の浅野鷹の羽、真田氏の真田六連銭、武田氏の武田菱、島津氏の島津十文字、柳…
遠藤さんと近藤さんは実はよく似ている名前だ。 簡単に説明すると、京の都(現在の京都市)から遠い湖(浜名湖)という意味で、遠淡海(とほつあはうみ)。それが転じて遠江(とおとうみ)。つまりは浜松市を中心とする静岡県西部エリア…
「裸の大将」で知られる画家・山下清は、本名は大橋清治で、残念ながら山下姓ではない。逆に落語家の柳家金語楼は、本名・山下敬太郎で山下さんで東京市の生まれ。「マレーの虎」といわれた陸軍大将・山下奉文(やましたともゆき)は、高…
池田さん、あなたの家の家紋は「揚羽蝶」ではあるまいか。池田さんは桓武平氏のシンボルマークだった「蝶」が代表紋なのである。この紋は織田家から貰ったもので、備前岡山藩の池田信輝が織田信長の遊び相手として出入りしているうちに、…
例年、5月中旬に乗鞍スカイライン(主要地方道乗鞍公園線/岐阜県側)は、全線開通となり、乗鞍山上の畳平まで到達することができるようになります。乗鞍岳畳平駐車場で『乗鞍岳山開き祭』も行なわれます。長野県側の乗鞍エコーライン(…
毎年5月11日〜10月15日、岐阜県岐阜市の『ぎふ長良川鵜飼』が開催されます。国の重要無形民俗文化財にも指定される鵜飼。鵜飼休み(1日間)と増水時などの中止日を除いて毎日行なわれます。17:45から観覧船乗り場にて鵜匠に…
森さんのなかでもっとも有名人は誰だろう? 「森鷗外でしょ」と答える人が多いだろうが、「森蘭丸が一番有名だよ」と考える年配の人もいるだろう。 国民栄誉賞の森光子は、本名・村上美津なので対象外。歌手の森進一も本名は森内一寛。…
戦国時代には、戦火での焼失を恐れ、善光寺のご本尊は点々とします。 川中島合戦の戦火を恐れた信玄は。まず自分の勢力下にある佐久郡禰津村(現在の東御市祢津の大日堂)に疎開させます。 3年ほど禰津村に安置しますが、ここも危ない…
日本三大桜、日本五大桜といわれる巨桜、古桜には、ソメイヨシノはありません。病虫害、そして風雪に耐え抜いて、数百年、さらには1000年以上を生き抜くには、それなりの進化を遂げなければならなかったと推測できます。ソメイヨシノ…
平安時代第一級の英雄で、「最初の武士」ともいわれるのが、鎮守府将軍・藤原利仁(ふじわらのとしひと)だ。藤原利仁は下野国高蔵山で群盗数千を鎮圧(『鞍馬蓋寺縁起』)。そのほか数々の伝説を持つ人物で、『今昔物語集』巻26にも同…