八千代座
熊本県山鹿市にある明治43年に建てられた芝居小屋で、国の重要文化財に指定されているのが八千代座。枡席、回り舞台など江戸時代の歌舞伎小屋の様式を伝える貴重なもの。公演中は見学できませんが、併設の資料館夢小蔵(ゆめこぐら)に…
熊本県山鹿市にある明治43年に建てられた芝居小屋で、国の重要文化財に指定されているのが八千代座。枡席、回り舞台など江戸時代の歌舞伎小屋の様式を伝える貴重なもの。公演中は見学できませんが、併設の資料館夢小蔵(ゆめこぐら)に…
明治20年頃、当時、三角港(明治三大築港)と呼ばれていた三角西港に誕生したコロニアル様式のホテル「浦島屋」。明治26年7月22日には、旧制熊本五高(現在の熊本大学)の英語教師を務めていた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)も…
熊本城築城400年を記念して平成20年、絢爛豪華な熊本城・本丸御殿が復元されていますが、その地下にあるのが闇り通路(くらやみつうろ)。本丸御殿の床下には石垣でできた地下通路がある特別な構造で、往時の正式な入口も地下にあり…
明治23年に開庁し、大正9年に現在地に移築されたかつての簡易裁判所(旧三角簡易裁判所)。地元宇土郡(うとぐん)はもちろん、下益城郡(しもましきぐん)内2ヶ村(守富・杉合)、天草郡内5ヶ村(登立・上村・中村・維和・湯島)の…
明治20年の三角港開港時にはすでにあったという歴史ある回漕問屋が高田回漕店。回漕問屋は船や荷馬車を有し、沿岸航路で旅客、貨物輸送の取り次ぎをした問屋(どいや)。三角西港は、大正時代に三角東港ができるまで旅客・貨物輸送で大…
世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」、経済産業省の近代化産業遺産、さらに土木遺産や、重要文化的景観にも選定されるのが熊本県宇城市の三角西港。そのシンボル的な存在が、明治時代の築港が今も残る石…
熊本県宇城市にある三角西港は、宮城県の野蒜港、福井県の三国港と並ぶ明治3大築港のひとつで、明治17年から4年の歳月を費やして造られた石積みの港。730mにもおよぶ石積埠頭や石積排水路が築港当時のままに現存し、世界文化遺産…
熊本県宇城市(うきし)にある三角西港は、明治時代に、三池炭鉱の石炭輸出のため、国策で築かれた日本で最初の近代的な港湾。往時の石積埠頭などがそのままに残され、世界文化遺産、経済産業省の近代化産業遺産、さらに文化庁の重要文化…
宮城県の野蒜港、福井県の三国港と並ぶ明治三大築港のひとつ三角西港は、宇土半島の西端、熊本県宇城市の港湾。明治20年に3年以上の歳月をかけ、当時の国家的事業として内務省嘱託オランダ人技師ローウェンホルスト・ムルデルによって…
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の23構成資産のひとつが熊本県荒尾市・福岡県大牟田市にある三井三池炭鉱の万田坑跡(まんだこうあと)。三井の総力を挙げて整備された、わが国最大規模の竪坑で、明治32築の…
熊本県玉名市の菊池川の水運などを利用して栄えた港町・高瀬を流れる人工河川・高瀬裏川に嘉永元年(1848年)、町奉行・高瀬寿平が架橋した2連アーチの石橋が高瀬眼鏡橋で熊本県の文化財。全長19m、幅4.1m、アーチ径間6.7…
熊本県小国町を流れる蓬莱川に懸かる落差9mほどの滝。幅は25mあり、カーテンのように流れ落ちるその美しいフォルムと、滝の裏側に回ることのできる「裏見の滝」というフォトジェニックな点で、人気を集めています。阿蘇ユネスコジオ…
菊池市の菊池渓谷にある滝で「日本の滝百選」にも選定されているのが四十三万滝。環境省の「名水百選」に選ばれた菊池水源は菊池川の源流ですが、湧き出した水は阿蘇外輪山の外側斜面を急流となって流れ下っています。四十三万滝の落差は…
山鹿市の西隣、熊本県玉名郡和水町にある全長62mの前方後円墳が江田船山古墳。発掘当初は、わが国で最初の漢字使用例とされた国宝「銀象嵌銘大刀」の出土で有名な古墳です。75の漢字で記された文字は、「大王の恩を得て、長寿で子孫…
国の史跡である塚原古墳群を中心に、熊本市塚原歴史民俗資料館や火の君遊園地、熊本県民天文台などが整備された公園が塚原古墳公園。塚原古墳群は、昭和47年の九州縦貫自動車道開通に伴う発掘調査で全貌が明らかになり、保存運動の成果…
熊本県山鹿市にある装飾古墳で知られるチブサン古墳は、6世紀初めの古墳時代後期に築造された前方後円墳。全長45mと規模はさほどではありませが、装飾古墳として全国的に有名。横穴式石室の内部に赤、白、黒の3色で、丸や三角、菱形…
熊本県美里町を流れる緑川の本流・船津峡に架かる弘化4年(1847年)に建造された石造アーチ橋で、国の重要文化財に指定。本流の難所としても知られる船津峡に、人力のみで建造され、わずか7ヶ月で完成したと伝えられています。全長…
熊本県山都町(やまとちょう)にある全長79m、石垣総面積1802平方という日本最大の石造アーチ式水路橋が、国宝・通潤橋。嘉永7年(1854年)、白糸台地の水不足解消のために矢部郷の惣庄屋(そうじょうや)・布田保之助(ふた…