箱根旧街道一里塚(畑宿)
神奈川県箱根町、寄木細工(よせぎざいく)で知られる旧東海道畑宿(はたじゅく)にある一里塚。畑宿は宿場ではなく立場(たてば)ですが、町並みのはずれに江戸から数えて23里目の一里塚が残されています。街道を挟んで両側に塚が残さ…
神奈川県箱根町、寄木細工(よせぎざいく)で知られる旧東海道畑宿(はたじゅく)にある一里塚。畑宿は宿場ではなく立場(たてば)ですが、町並みのはずれに江戸から数えて23里目の一里塚が残されています。街道を挟んで両側に塚が残さ…
元和年間(1615年~1624年)に、箱根旧街道の美観を考慮して植林されたとも、箱根関所開設時に、川越城主・松平正綱によって設けられたともいわれている並木道が神奈川県箱根町にある旧街道杉並木。東海道では松並木が主体だが、…
長野県上高井郡高山村、松川渓谷沿いの静かな山の湯、山田温泉の共同浴場。山田温泉のシンボル的であるだけでなく、信州高山温泉郷の中心的な存在。どっしりとした唐破風をのせた桃山風の建物が印象的。木の香漂う浴場で、浴槽は総檜造り…
長野県上高井郡高山村、志賀高原との間にそびえる笠ヶ岳(標高2075.9m)の南西斜面、標高1500m〜1700mに広がる公共育成牧場が山田牧場。159haという広大な牧場には、5月中旬~10月中旬にかけて、数十頭の牛の放…
長野県塩尻市、高ボッチ山(標高1665m)山上の草原地帯(高ボッチ高原)を活かした雲上の牧場が高ボッチ牧場。日本アルプスの展望台といわれる高ボッチ高原の標高1600m内外に牧場が広がり、日本一ともいえる絶景の牧場になって…
国道1号は、箱根山中(神奈川県箱根町)、駒ヶ岳と上二子山の間を抜けるあたりが標高874mの最高地点。一帯には、鎌倉、室町時代の地蔵信仰を伝える石仏、石塔が点在し、国の重要文化財に指定されています(元箱根石仏群)。元箱根石…
神奈川県箱根町、正月の箱根駅伝でもお馴染み、国道1号の最高地点近くにある池が精進池(しょうじがいけ)。上二子山と駒ヶ岳の鞍部に位置する精進池は、上二子山の溶岩流と駒ヶ岳溶岩流の境に位置しています。元箱根から続く箱根町断層…
閏年(うるうどし)など多少の変動はありますが、例年5月10日〜11日頃、そして8月1日〜2日頃、箱根外輪山の金時山(神奈川県箱根町・南足柄市、静岡県小山町)で、富士山頂に太陽が沈むダイヤモンド富士を見ることができます。た…
神奈川県(箱根町・南足柄市)、静岡県(小山町)の県境、箱根外輪山上にそびえる標高1212.4mのピークが金時山(きんときやま)。箱根外輪山に位置していますが、実は箱根火山の寄生火山。玄武岩や安山岩から成る成層火山で、外輪…
神奈川県足柄下郡箱根町の旧東海道沿いにある池がお玉ヶ池。元禄15年(1702年)、伊豆・大瀬村の百姓の娘、お玉が叔父が営む江戸の奉公先から抜け出し、箱根の関所を迂回する屏風山の抜け道で捕縛(ほばく)。獄門の刑ということで…
神奈川県箱根町、箱根火山最後の噴火によって誕生した神山爆裂火口の跡が、大涌谷(おおわくだに)。3000年前、神山の北側が溶岩上昇(冠ヶ岳が誕生)による噴火と大崩壊(堰き止められて芦ノ湖誕生)で誕生したのが噴気地帯が大涌谷…
神奈川県(箱根町)と静岡県(御殿場市)の県境に連なる箱根外輪山。秀麗・金時山へのハイキングコース途中にあるのが乙女峠。御殿場と箱根・仙石原を結ぶ国道138号は峠直下を乙女トンネルで抜けていますが、旧道も標高1005mの乙…
長野県塩尻市街(松本平)の東にそびえるのが標高1665mの高ボッチ山。山上は草原となり、高ボッチ高原と呼ばれています。高ボッチ高原には、北アルプスの槍穂高をバックに牛が放牧される高ボッチ牧場があります。国道20号から高ボ…
長野県立科町の女神湖と小諸市街を結ぶ長野県道40号(諏訪白樺湖小諸線)沿いにある蓼科第二牧場近くにある鏡餅のように重なった2個の巨石が鳴石(鏡石とも呼ばれています)。雨境峠から鳴石へと通じる長野県道40号は、ヤマト王権と…
神奈川県川崎市中原区、43.59haという多摩川沿いの広大な緑地が等々力緑地(とどろきりょくち)。等々力陸上競技場、硬式野球場、テニスコート、サッカー場、とどろきアリーナ、プール、等々力釣池、日本庭園、四季園、ふるさとの…
長野県長和町(旧長門町)、小諸市街と女神湖・白樺湖を結ぶ観光ルート、長野県道40号(諏訪白樺湖小諸線)沿いにある公共育成牧場が長門牧場(ながとぼくじょう)。農家から牛馬を預託され、グリーンシーズンに高原に放牧して健康に育…
神奈川県鎌倉市のJR大船駅近く、昭和34年まで神奈川県の農業試験場(平塚市に移転)があった地に、そこで育成された花(「大船系」)を活かして昭和37年に開園した敷地面積6万4000平方メートルと、県下最大規模の植物園が神奈…
古代の東山道は、蓼科山の肩を越えていました。それが長野県立科町の雨境峠(あまざかいとうげ)。標高1580mの峠で、与惣塚(よそうづか)は、旅人が蓼科山を見上げて祈りを捧げた祭祀遺跡で、古代から近世初頭まで祈願が行なわれて…