出雲玉作史跡公園
『出雲国風土記』にもその効能がうたわれる古湯、玉造温泉(たまつくりおんせん)の東に広がる宮垣地区の丘陵地に造られた2.8haの史跡公園が出雲玉作史跡公園。一帯は古代に地名の由来となった勾玉(まがたま)や管玉(くだたま)な…
『出雲国風土記』にもその効能がうたわれる古湯、玉造温泉(たまつくりおんせん)の東に広がる宮垣地区の丘陵地に造られた2.8haの史跡公園が出雲玉作史跡公園。一帯は古代に地名の由来となった勾玉(まがたま)や管玉(くだたま)な…
島根半島最西端の日御碕(ひのみさき)先端に建つのが出雲日御碕灯台。明治36年、日清戦争直後の海運振興のために全国に建てられた大型灯台のひとつで、国の重要文化財。灯塔の高さ43.65mは日本一というノッポな灯台です。Aラン…
日御碕(ひのみさき)の最西端に位置する小島が経島(ふみしま)。かつて日御碕神社・日沈宮(下の宮)の社殿のあった島と伝えられ、8月7日の例祭(『神幸祭』・みゆきしんじ)の際に宮司だけが渡ることのできる神域となっています。そ…
「国譲り神話」の聖地として伝えられるのが出雲市大社町の稲佐の浜。『古事記』にも神々により国譲りの話し合いが行なわれた場所と記されています。今も旧暦の10月10日(新暦の11月14日頃)、夜7時から出雲に集まる神々を迎える…
日御碕(ひのみさき)の突端、出雲日御碕灯台近くに建つ日御碕神社。神の宮(上の宮)に素盞鳴尊(すさのおのみこと)、日沈宮(下の宮)に天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。『出雲国風土記』、『延喜式神名帳』に記され…
平成2年に廃線となったJR大社線(明治45年開業・出雲市〜大社間7.5km)。出雲大社の大祭に遣わされる皇室の勅使をもてなすための貴賓室を有する旧JR大社駅は、その建築学的な価値から廃業時のままの状態で保存されています。…
「国譲り神話」ゆかりの日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)が鎮座する島根半島最西端の岬が日御碕。出雲大社に近い稲佐の浜から日御碕まで続く隆起海岸は、美しい景観が続きドライブにも絶好。夕日の名所として名高く、出雲日御碕灯台の周…
島根県安来市を流れる富田川(とだがわ)の東岸、標高183.8mの月山(がっさん)の山上にある周囲1.5km四方という大規模な中世の山城が月山富田城(がっさんとだじょう)。戦国時代に一大勢力を誇った尼子氏の居城。城が築かれ…
中海に浮かぶ大根島(松江市)は江戸時代、遠州(静岡県)の秋葉山からボタンを移植し、以後山陰一のボタンの産地となった場所。日本庭園由志園はその大根島にある1万坪という広大な日本庭園。ゴールデンウィーク頃には250種・2万本…
美保関灯台のある地蔵崎の入口、美保関の入江の奥に鎮座するのが美保神社。『出雲国風土記』に登場の歴史ある古社で、「国譲り神話」に登場する事代主命(ことしろぬしのみこと・恵比寿神)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)が祭神。本…
美保神社と仏谷寺(ぶっこくじ)を結ぶ全長260mほどの路地が青石畳通り。約500個の石が敷かれた石畳の道は江戸時代の参拝道だったもの。石畳は北前船の物資の積み降ろし作業の効率化を目的に、海石を切り出して江戸時代から大正時…
敦賀半島の先端、敦賀湾の入口に建つのが立石岬灯台。明治14年7月20日に石油ランプで初点灯という歴史ある灯台で、日本海沿岸では角島灯台(山口県)に次ぐ、2番目に点灯した灯台です。当時は、日本の主要交易ルートだった北前船の…
島根半島最東端の地蔵崎に建つのが美保関灯台。石造りの灯台は明治31年11月に点灯した山陰最古のもので、明治期の灯台建築として学術的な価値も高く、国の重要文化財、Aランクの保存灯台に指定され、「日本の灯台50選」、「歴史的…
地蔵崎は「美保の碕」(みほのさき)とも呼ばれ『出雲風土記』では北陸地方から陸地が飛んできたことになっています。これがいわゆる「国引きの神話」。岬の先端は日の出の名所でもあり美保関灯台の周辺には遊歩道も整備。遊歩道からは美…
宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島は、湖に落ちた若い嫁とともに浮かび上がったと伝えられる伝説の島。夕日の美しさで知られる宍道湖ですが、その湖畔のなかでも一等地というのが国道9号沿いの宍道湖夕日スポットあたり。眼前に浮かぶ嫁ヶ島がシルエ…
農業用貯水池として昭和10年に完成した人造湖(中心刃金式土堰堤)が毛呂山町の鎌北湖。旧山根、毛呂、川角、大家、入西の5村は毎年水不足に悩まされていましたが、世界恐慌対策の公共事業として大谷木川の渓流を堰き止め溜池を造成。…
帰化人のふるさとと呼ばれる日高市高麗本郷にある古民家。巾着田を望む小高い場所に位置し、背後の屋敷林、道沿いの石垣なども現存しています。江戸時代末〜明治時代前半築の主屋、明治39年築の客殿、南土蔵、北土蔵、納屋があり、国の…
正式名を高麗山聖天院勝楽寺といい真言宗智山派(創建時は法相宗)の寺。668年に唐・新羅連合軍により滅亡した高句麗(コグリョ=古代に朝鮮半島北部にあった国)から日本に亡命した王族たちはその後現在の日高市に定住しましたが、そ…