坂本城
1571年(元亀2年)、織田信長の有名な「比叡山焼き討ち」の後、明智光秀には近江国滋賀郡(現在の滋賀県大津市一帯)が与えられ、信長の命により、坂本に城が築かれました。比叡山延暦寺と京への出入りを監視するという重要な意味が…
1571年(元亀2年)、織田信長の有名な「比叡山焼き討ち」の後、明智光秀には近江国滋賀郡(現在の滋賀県大津市一帯)が与えられ、信長の命により、坂本に城が築かれました。比叡山延暦寺と京への出入りを監視するという重要な意味が…
本能寺の変後の1586(天正14)年、豊臣秀吉は明智光秀の拠点、坂本城を廃城とし、浅野長政に命じて大津城を築城。1595(文禄4)年には、京極高次が城主となっています。1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いで京極高次は東軍に…
膳所城(ぜぜじょう)は、徳川家康が関ヶ原の合戦の翌年1601(慶長6)年に、築城の名手といわれる藤堂高虎(とうどうたかとら)に命じて築いた城。大津市の市街地に本丸跡が膳所城跡公園として整備され、周辺には城下町の風情も残さ…
大化の改新を行ない、近江大津京(現在の大津市錦織一帯にあった)を造営した天智天皇(てんじてんのう=中大兄皇子/なかのおおえのおうじ )を祀る神社で、皇紀2600年を記念して、昭和15年、大津京ゆかりの地に創建されたのが近…
滋賀県の湖東と湖西を連絡する全長1350m、琵琶湖をまたぐ最大の高さ26.3mで緩やかなアーチ型の橋が琵琶湖大橋。昭和39年に開通し、湖西の大津市堅田と湖東の守山市を結んでいます。滋賀県道路公社の琵琶湖大橋有料道路の全長…
大津市にある義仲寺(ぎちゅうじ)は、源頼朝軍に追われこの地で討ち死にした木曽義仲(きそよしなか)の塚に、巴御前が草庵を建てたのが始まりといわれる古刹。1553(天文22)年に佐々木六角氏が再興しています。また、1689(…
昭和41年に開通した奥比叡ドライブウェイ(開業時の名称は「奥比叡参詣自動車道」)は、仰木ゲートと延暦寺を結ぶ11.82kmの山岳ドライブウェイ。仰木ゲートから4km、比叡山上の横川(よかわ)から仰木方面へ2kmほど走った…
仰木ゲートから比叡山上の横川(よかわ)、西塔(さいとう)を経て東塔(とうどう)を結ぶのが全長11.82kmの奥比叡ドライブウェイ。ユネスコの世界文化遺産「古都京都の文化財」に登録される比叡山延暦寺の三塔(横川、西塔、東塔…
比叡山の南東山麓、大津市坂本に広い寺域を持つ天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)の総本山で、聖徳太子が創建したと伝えられる古刹が西教寺。比叡山三塔の一つである横川(よかわ)への登り口に位置し、1571(元亀2)年、織田信…
比叡山延暦寺の表坂登山口、そして日吉大社の門前町として繁栄した坂本には延暦寺僧侶の隠居所「里坊」も多数残されていますが、そのひとつが旧竹林院で、庭園は八王子山を借景とし、築山を配し大宮川を曲水として巡らせた見事なもの。8…
叡山ケーブルの終点駅であるケーブル比叡駅に接続するロープウェイ比叡駅と比叡山頂駅を3分で結ぶ叡山ロープウェイ。昭和3年に開業した「比叡山空中ケーブル」が前身。「比叡山空中ケーブル」を運行したのはケーブルと同じで京都電燈叡…
比叡山の京都・八瀬側登山ルートとして、大正14年12月20日に京都電燈が叡山鋼索線として西塔橋(現在のケーブル八瀬駅)〜四明ヶ嶽(現在のケーブル比叡駅)間を開業したのが始まりという歴史ある叡山ケーブル。ケーブル八瀬駅から…
明治18年に着工し、当時の京都府の年間予算の約2倍という巨額の費用と約5年という歳月を費やして開通した琵琶湖疏水。琵琶湖の湖水を取水し、園城寺(三井寺)近くからトンネルとなって京都側に水を運んでいます。長さが2436mの…
比叡山ドライブウェイを京都府道・滋賀県道30号(下鴨大津線=山中越え)の田の谷峠側入口(田の谷ゲート)から2kmほど走った標高510m地点にある展望台が夢見が丘。夢見が丘駐車場や「カフェテラスYUMEMI」も整備され…
琵琶湖と京都市街との間にそびえる比叡山。その南側の京都府道・滋賀県道30号(下鴨大津線)・田の谷峠(滋賀県大津市)から尾根沿いにユネスコの世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺の中心、東塔(とうどう)エリアとを結ぶ山岳ドラ…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺。その西塔(さいとう)地区から法然が修行したという黒谷(黒谷青龍寺)へと下る途中にあるのが瑠璃堂(るりどう)。元亀2年9月12日(1571年9月30日)の織田信長による、有名な…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺の横川(よかわ)地区にあるのが根本如法塔。慈覚大師(円仁)が横川にある根本杉のほこらの中で始めた法華経書写にちなみ、写経などを納める堂として造られたのが根本如法堂です。その根本…
ユネスコ世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の西塔(さいとう)地区にあるにない堂は阿弥陀如来を本尊とする常行堂と、普賢菩薩を本尊とする法華堂の2つ同じ形をしたお堂。この2つ堂は、渡り廊下によってつながれ法華と念仏が一体で…