神庭鍾乳洞
埼玉県秩父市大滝の神庭地区の荒川の削る断崖にある洞窟が、神庭鍾乳洞(かにわしょうにゅうどう)。荒川の河岸段丘上部の石灰岩が浸食され、水平洞と垂直洞、ドーム状の空間を含め総延長460mの鍾乳洞が誕生。観光施設でないため照明…
埼玉県秩父市大滝の神庭地区の荒川の削る断崖にある洞窟が、神庭鍾乳洞(かにわしょうにゅうどう)。荒川の河岸段丘上部の石灰岩が浸食され、水平洞と垂直洞、ドーム状の空間を含め総延長460mの鍾乳洞が誕生。観光施設でないため照明…
埼玉県秩父市大滝の神庭地区の荒川の削る断崖にある洞窟が、神庭洞窟(かにわどうくつ)。荒川の流れで石灰岩の下部にある比較的軟らかな泥岩が浸食され、5万年ほど前に形成された洞窟で、縄文時代から近世に至る遺物が出土し、神庭洞窟…
埼玉県日高市武蔵台1丁目にある、西武鉄道池袋線の駅が、高麗駅(こまえき)。高麗の里・巾着田や、日和田山ハイキングコースの玄関駅で、曼珠沙華の開花期などには賑わいます。帰化人の里だった高麗郷に由来する歴史的な地名で、西武鉄…
令和4年の『全国都道府県市区町村別面積調』によれば、全国で県境の未確定な場所は17ヶ所。日本のシンボル富士山頂の県境も確定していませんが、実は、首都である東京でも未確定の場所が全国最多の3ヶ所あります。そのうちのひとつが…
埼玉県川口市芝園町、JR京浜東北線蕨駅(わらびえき)に近いUR都市機構・川口芝園団地に立っているのが、新幹線電車発祥の地記念碑。記念碑の立つ川口芝園団地は、新幹線の試作車1000形電車、量産車0系が製造された日本車輌製造…
埼玉県さいたま市浦和区岸町3丁目に鎮座する古社が、調神社(つきじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載の式内社で、調宮(つきのみや)とも呼ばれています。朝廷、あるいは伊勢神宮への調物を貯蔵する御倉が前身とも推測さ…
埼玉県新座市を流れる荒川水系黒目川の支流が妙音沢。急斜面の雑木林から大沢、小沢の2本の清冽な清水が湧き出し、環境省の「平成の名水百選」に選定されています。一帯の3.3haは、妙音沢特別緑地保全地区に指定され、木道が整備さ…
埼玉県川越市大塚にある古墳時代の終りに築かれた古墳が、山王塚古墳。上段が円形、下段が方形という全国に6基しか確認されていない上円下方墳。しかも下段一辺63m、上段直径47m、高さ5mという上円下方墳としては最大規模のもの…
埼玉県加須市にある古社が玉敷神社(たましきじんじゃ)。その神苑が現在の玉敷公園で、玉敷神社の大藤と通称される樹齢450年以上の藤があります(「玉敷神社の藤」として埼玉県の天然記念物に指定)。例年ゴールデンウィーク頃が見頃…
埼玉県川口市舟戸町、荒川のスーパー堤防上に建つ真言宗智山派の寺が、善光寺。鎌倉時代初期の建久8年(1197年)、定尊が善光寺如来のお告げで、笈(おい)に入れた阿弥陀三尊を携えて諸国を訪ね歩き、笈が動かなくなったことから開…
埼玉県川口市金山町にある川口の総鎮守社が、川口神社(かわぐちじんじゃ)。社伝によれば、天慶年間(938年〜 947年)、足立郡司と武蔵国衙(むさいこくが)の判官代・武蔵武芝(むさしのたけしば)が創建という古社で、往時は氷…
埼玉県川口市末広1丁目、国道122号沿いにある瀟洒な洋館が、旧田中家住宅。大正12年築の木造レンガ造り3階建の洋館と、昭和9年に増築された和館からなる邸宅で、川口市立文化財センターの分館として見学が可能(建物は国の重要文…
埼玉県川口市本町1丁目、荒川のスーパー堤防近くの住宅地の一画に設けられた鎌倉橋記念緑地に立つ昭和35年建立の石碑が、鎌倉橋の碑。鎌倉街道(奥州街道)の中道(なかつみち)は、この場所で入間川(現在の荒川)を渡り、船戸原(現…
埼玉県川口市本町1丁目、国道122号沿いのUR都市機構UR賃貸住宅の2階・3階部分が、川口市立文化財センター。川口市内の貝塚などの遺跡から出土した土器などの遺物、近世に日光御成道の宿場として栄えた史料、そして地場産業であ…
埼玉県川口市東貝塚にある縄文時代後期・晩期の貝塚が、新郷貝塚。貝塚は馬蹄形で、南北150m、東西120mに及び、埼玉県を代表する貝塚として県の史跡にもなっています。明治26年、東京帝国大学人類学研究室・鳥居龍蔵博士が最初…
若き日の渋沢栄一に大いに影響を与えた尾高惇忠(おだかあつただ)は、渋沢栄一の従兄弟(いとこ)で、義理の兄。富岡製糸場の初代場長をも務めています。深谷市には生家が現存し、尾高惇忠、渋沢栄一らが高崎城乗っ取り計画を謀議したと…
埼玉県飯能市(はんのうし)と入間郡越生町(おごせまち)境界に位置する峠が、顔振峠(かあぶりとうげ)。奥武蔵の山中をうねうねと走る奥武蔵グリーンライン、関東ふれあいの道「グリーンラインに沿ったみち」途中にあり、「顔振茶屋」…
東京都葛飾区と埼玉県三郷市との県境に位置する中川(古利根川)の一部となる池が小合溜(こあいだめ)。小合溜井(こあいためい)とも呼ばれ、江戸時代に築かれた用水池「溜井」のひとつ。現在は葛飾区側が水元公園、三郷市側がみさと公…