渋沢栄一生家「中の家」、本屋の公開始まる!

渋沢栄一生家「中の家」

埼玉県深谷市の血洗島(ちあらいじま)にあるのが渋沢栄一生家「中の家」(なかんち)。近代日本経済の父・渋沢栄一氏の生家で、現存する主屋は、渋沢栄一の妹婿・渋沢市郎が明治28年に上棟した養蚕農家。耐震改修、往時への復元が終わり、令和5年8月10日(木)13:00〜、一般公開が開始されます。

新1万円札の顔、渋沢栄一の生誕

「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一は、令和6年7月発行予定の新1万円札の顔。
深谷市(市長・小島進)では令和元年から主屋の耐震補強工事、漆喰による伝統的な工法で瓦屋根や壁の細部に至るまで往時に近い形で復元し、さらに主屋内部を、立ち入り可能な形で一般公開。

旧渋沢邸「中の家」主屋の見どころ

  • 【初公開】主屋内部の見学(立ち入り)が可能に
    建物の耐震性が確保できなかったことから原則立ち入り禁止となっていた主屋内部を初公開
    渋沢栄一が帰郷の際に滞在した上座敷や当時蚕室(さんしつ=蚕・カイコを飼育する部屋)として使用されていた2階、座敷から望む日本庭園などを見学可能

    渋沢栄一生家「中の家」
  • 【世界でここだけ】渋沢栄一アンドロイド・シアター
    大阪大学・石黒浩教授の技術により誕生した80歳頃の渋沢栄一アンドロイド(ふるさとの血洗島に帰郷してくつろいでいる姿)を公開
    渋沢栄一自身の少年時代、仲間たちとの思い出、フランス・パリでの出来事などを語りかけます

    渋沢栄一生家「中の家」
  • 【新たな遺構を発見】レンガ製の竈(かまど)跡を展示
    の工事において、主屋の床下から新たな遺構が複数発見されていますが、そのうちのひとつ、東京駅の赤レンガ駅舎で知られる日本煉瓦製造のレンガ(「上敷免製」の刻印があります)で焼成された竈(かまど)跡を公開

    渋沢栄一生家「中の家」
  • 【大河ドラマの世界観が再び】中の家セットや衣装、小道具などを展示
    NHK大河ドラマ『青天を衝け』の劇中セット、衣装、小道具を再現

    渋沢栄一生家「中の家」
渋沢栄一生家「中の家」、本屋の公開始まる!
開催日時 2023年8月10日(木)13:00〜
所在地 埼玉県深谷市血洗島247-1
関連HP 渋沢栄一記念館公式ホームページ
電車・バスで JR深谷駅からタクシーで20分
ドライブで 寄居スマートICから約13km
駐車場 あり
問い合わせ 渋沢栄一記念館 TEL:048-587-1100
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

渋沢栄一生家「中の家」

埼玉県深谷市の血洗島(ちあらいじま)にあるのが渋沢栄一生家「中の家」(なかんち)。近代日本経済の父・渋沢栄一氏の生家で、現存する主屋は、渋沢栄一の妹婿・渋沢市郎が明治28年に上棟した天窓のある典型的な養蚕農家。奥の10畳の部屋は、渋沢栄一が

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ