千円札の富士山(中ノ倉峠展望地)
旧五千円札と現在の千円札に描かれた富士山は本栖湖北西岸(山梨県身延町)からの「逆さ富士」。紙幣は、写真家・岡田紅陽の撮った写真(『湖畔の春』)を元絵にしています。実際に岡田紅陽が写真を撮った場所は、「本栖湖セントラルロッ…
旧五千円札と現在の千円札に描かれた富士山は本栖湖北西岸(山梨県身延町)からの「逆さ富士」。紙幣は、写真家・岡田紅陽の撮った写真(『湖畔の春』)を元絵にしています。実際に岡田紅陽が写真を撮った場所は、「本栖湖セントラルロッ…
甲府市街地から千代田湖・昇仙峡へ向かう山梨県道104号(天神平甲府線)の途中、標高490m地点にあるのが和田峠(見晴らし広場)。実際の和田峠は、千代田湖寄りにありますが、カーブの脇に見晴らし広場が整備され、地元では人気の…
河口湖の北に連なる御坂山塊(みさかさんかい)の峠のひとつで、富士山と河口湖のビューポイントとして名高いのが笛吹市芦川町と富士河口湖町の境にある新道峠(しんどうとうげ)。標高は1570mほどの高所ですが、無雪期なら林道ドラ…
忍野八海(おしのはっかい)の東、忍野村と都留市(つるし)の境、石割山(1412.3m)の北肩に位置する峠が二十曲峠(にじゅうまがりとうげ)。都留市鹿留側からだと鹿留オートキャンプ場近くから二十曲の名称通りヘアピンカーブの…
八ヶ岳南麓の大泉高原(山梨県北杜市)にある縄文時代の遺跡で、国の史跡になっているのが山梨県北杜市の金生遺跡(きんせいいせき)。縄文時代の集落跡や祭祀施設と中世の城館跡や集落跡が複合した遺跡で、北側に縄文遺跡、南側に中世の…
三分一湧水(さんぶいちゆうすい)、女取湧水(めとりゆうすい)とともに環境省の名水百選に選定された「八ヶ岳南麓高原湧水群」のひとつで小淵沢高原の大滝神社境内に湧くのが大滝湧水(大滝神社)。日量2万2000tで、真夏でも水温…
高原列車で有名な小海線甲斐小泉駅(山梨県北杜市)から徒歩5分ほどの場所にあるのが三分一湧水(さんぶいちゆうすい)。年間の湧水量は310万tで、湧水を三方向の村落に平等に行き渡るよう利水したのが名の由来。北杜市長坂地区の水…
青木ヶ原樹海の原生林帯を走る道のなかにある(富士河口湖町西湖地区)、西湖コウモリ穴(西湖蝙蝠穴)は、総延長350mで、富士山麓の溶岩洞穴中最大規模のもの。長らく洞穴探検家だけの世界だった洞穴ですが、現在では内部に照明を完…
うっそうとした青木ヶ原樹海(山梨県鳴沢村)のなかに位置する、全長201mの溶岩洞穴。貞観6年(864年)、富士山の側火山・長尾山の爆発の際に流出した溶岩流で誕生した横穴式の洞穴で、内部の気温が一定しているため、明治時代ま…
青木ヶ原樹海(山梨県鳴沢村)にある、全長153mの溶岩洞穴。貞観6年(864年)、富士山の側火山・長尾山の爆発の際に誕生したもの。内部は照明も完備され、気軽に洞穴探検が楽しめます。縦方向の穴を進むと、奥には左右が氷の壁に…
市川三郷町にある、標高885m、周囲1.2kmの山上湖が四尾連湖(しびれこ)。四尾連湖に棲む龍神・尾崎龍王(4つの尾を連ねた龍)の伝説が、四尾連湖という名の由来となっています。別名、志比礼湖(しびれのうみ)、神秘麗湖とも…
鳳凰三山(ほうおうさんざん)の一座である地蔵ヶ岳を源として流れる石空川(いしうとろがわ)渓谷の標高1300m〜1400m内外に懸かる落差121mもの巨瀑が精進ヶ滝(しょうじがたき/北精進ヶ滝)。東日本一巨大な滝で、日本の…
川中島の合戦で、信州の善光寺焼失を恐れた信玄が、永禄元年(1558年)、御本尊の善光寺如来をはじめ、諸仏・寺宝類を奉遷するために建てた寺が甲府市に建つ甲斐善光寺(かいぜんこうじ)。寺の建つ板垣の郷は、善光寺を建立した本田…
荒川上流、昇仙峡・滝上地区の仙娥滝駅から、標高1000mほどのパノラマ台駅(標高差300m)を5分で結ぶロープウェイが昇仙峡ロープウェイ。パノラマ台からは、南アルプス、富士山などの眺望が抜群です。大岩峰、弥三郎岳の山頂へ…
昇仙峡の入口、天神森を流れる荒川に架かるコンクリートアーチ道路橋。大正14年に架橋された橋で、山梨県内に現存するコンクリートアーチ道路橋では最古のものです。土木学会の土木遺産に認定されています。山梨県道7号甲府昇仙峡線の…
秩父山系の主峰、金峰山(きんぷさん=甲州御岳山/標高2595m)を源とする、荒川の中流にある美しい渓谷が昇仙峡(御岳昇仙峡)。下流の天神森・長潭橋(ながとろばし)から上流の仙娥滝までの約5kmは、奇岩怪石が随所に見られる…
山中湖畔の平野と静岡県の小山を結ぶ、県道730号山中湖小山線の途中にある展望台が、パノラマ台。山中湖に向けて雄大なすそ野を広げる富士の姿が美しいビューポイントになっています。晴れた日には山中湖の上に南アルプスが美しく連な…
奥秩父、国師ヶ岳山系の大瀑布群で、清流が浸食したV字谷が、西沢渓谷。「西の大杉谷、東の西沢渓谷」と呼ばれ、東日本を代表する渓谷美となっています。東沢渓谷はいまだに熟達者だけに許される沢登りルートですが、西沢渓谷は不動小屋…