猿庫の泉
長野県飯田市、飯田市街北西の風越山(かざこしやま)山麓に湧く名水が、猿庫の泉(さるくらのいずみ)。江戸時代、茶の湯に適した水を求め諸国をめぐった、宗偏流不蔵庵龍渓(そうへんりゅうふぞうあんりゅうけい)宗匠が、探しあてたと…
長野県飯田市、飯田市街北西の風越山(かざこしやま)山麓に湧く名水が、猿庫の泉(さるくらのいずみ)。江戸時代、茶の湯に適した水を求め諸国をめぐった、宗偏流不蔵庵龍渓(そうへんりゅうふぞうあんりゅうけい)宗匠が、探しあてたと…
山梨県甲府市御岳町、昇仙峡のさらに奥に鎮座する神社が金櫻神社(かなざくらじんじゃ)。山岳信仰の霊山として崇敬された金峰山が御神体で、頂上に蔵王権現が祀られ(本宮)、その里宮が現在の金櫻神社。社伝によれば、創建は第10代崇…
山梨県北杜市白州町、江戸時代、甲州街道の宿場町として栄えた台ヶ原宿。旧道(旧国道)は、昭和61年、「日本の道100選」にも選定された道筋で、往時の面影を残した静かなたたずまいが残されています。旧街道沿いには、かつての本陣…
山梨県北杜市白州町(はくしゅうまち)、甲斐駒ヶ岳を源とする名水百選選定の尾白川(おじらがわ)の扇状地に整備されている広さ6万坪の親水公園が白州・尾白の森名水公園べるが。園内には親水池や散策路、森の宿泊棟、甲斐…
山梨県北杜市、標高2967mの甲斐駒ヶ岳を源とする雄大な渓谷が尾白川渓谷(おじらがわけいこく)。上流部の花崗岩(かこうがん)層を通った清らかな水は、「名水百選」に選ばれ、「南アルプスの天然水」としても有名。美しい花崗岩の…
山梨県甲州市勝沼町上岩崎の笛吹川の支流・日川(ひかわ)にある大正4年に完成した洪水防止を目的とした砂防施設が日川水制群(ひかわすいせいぐん)。日川水制群と勝沼堰堤は、近代化産業遺産、土木学会の土木遺産にも指定、日本遺産「…
山梨県甲州市勝沼町岩崎地先の笛吹川の支流・日川(ひかわ)にある砂防堰堤が勝沼堰堤で、自然の滝のような景観から、祇園の滝とも呼ばれています。当時暴れ川だった日川の氾濫をおさえるため、大正6年3月31日に内務省直轄砂防事業と…
宮城県刈田郡七ヶ宿町、羽州街道の七ヶ宿(上戸沢・下戸沢・渡瀬・関・滑津・峠田・湯原)脇を流れる白石川を堰き止めた宮城県最大のダムが七ヶ宿ダム(しちかしゅくだむ)。ダム湖は七ヶ宿湖で、「ダム湖百選」にも選定。国道113号沿…
宮城県栗原市鶯沢(うぐいすざわ)、昭和62年の閉山時には坑道の総延長が600kmにもなったという細倉鉱山を再生した鉱山観光施設が細倉マインパーク。細倉鉱山の鉱山跡などは経済産業省が認定する近代化産業遺産となっていますが、…
宮城県仙台市青葉区にある杜の都・仙台を代表するケヤキの並木道が定禅寺通(じょうぜんじどおり)。慶長6年(1601年)、仙台城の鬼門封じのために定禅寺(現在の仙台合同庁舎一帯が寺域でしたが、新政府軍と対峙した仙台藩の庇護も…
山形県新庄市多門町、山形新幹線「つばさ」が停車するJR新庄駅。奥羽本線、そして起終点となる陸羽西線、陸羽東線の分岐する駅で、明治36年に新庄駅の開業と同時に竣工したレンガ造りの新庄駅機関庫、転車台が現存し、経済産業省の近…
山形県米沢市板谷にある奥羽本線の駅が板谷駅。奥羽本線の福島駅〜米沢駅間は、奥羽山脈の吾妻連峰を越える路線で、板谷駅は、標高545mで奥羽本線内では峠駅に次ぐ標高です。標高差を克服するために往時にはスイッチバックが行なわれ…
山形県米沢市大沢にある奥羽本線の駅が峠駅。奥羽本線の福島駅〜米沢駅間は、奥羽山脈の吾妻連峰を越える路線で、峠駅は、標高622mと奥羽本線内で最も高い駅。標高差を克服するために往時にはスイッチバックが行なわれ、峠駅スイッチ…
東京都羽村市にある多摩川河口から53.9kmに位置する堰が羽村取水堰(はむらしゅすいせき)。玉川上水の取水口で、左岸側(上流から見て)にある全長380mの投渡堰(なげわたしぜき)と、右岸側の固定堰で構成される世界的にも珍…
神奈川県川崎市川崎区港町、多摩川河口にある高さ20.3m、水門幅10.0m、コンクリート造りの水門が川崎河港水門(かわさきかこうすいもん)。大正7年に始まった多摩川改修工事の一環、多摩川と陸側に伸びる予定の運河を隔てる水…
山形県尾花沢市、延沢城跡近くにある農業用のため池が徳良湖(とくらこ)。第一次世界大戦後の米価高騰と人口増加を背景に、安定した水源の確保のために築かれた農業用の貯水池。『花笠踊り』、『花笠音頭』は、工事の際に歌われた土搗き…
大分県豊後大野市緒方町にある江戸時代(正保年間)に開削された農業用水路が緒方井路(おがたいろ)。緒方平野を潤して、「緒方五千石」と称された岡藩内随一の良田を生み出した水路で、花水車も設置されています。農林水産省の「疎水百…
高知県安芸郡北川村小島にある森林鉄道の遺構が、旧魚梁瀬森林鉄道施設・小島橋(きゅうやなせしんりんてつどうしせつこじまばし)。魚梁瀬森林鉄道の鉄道橋として昭和7年に架橋された橋長143.0mの橋で、国の重要文化財に指定。