県立明石公園(明石城)
明石城は元和2年(1619年)、徳川家康の曾孫で明石、三木、加古、加東の4郡10万石を領した小笠原忠真(おがさわらただざね)が将軍家と姫路藩・本多家の支援を受けて築いた城が明石城。城跡は県立明石公園として整備され、往時の…
明石城は元和2年(1619年)、徳川家康の曾孫で明石、三木、加古、加東の4郡10万石を領した小笠原忠真(おがさわらただざね)が将軍家と姫路藩・本多家の支援を受けて築いた城が明石城。城跡は県立明石公園として整備され、往時の…
近江守護で湖東、湖南地方を支配した佐々木六角氏の居城で国の史跡になっているのが近江八幡市安土町にある観音寺城。標高432.7mの繖山(きぬがきやま=観音寺山)全体を城域とし、要所に土塁・石塁をめぐらし、大小多くの郭を配し…
「近江を制する者は天下を制す」といわれた湖国・近江(滋賀県)で、戦国時代に重要な位置にあったのが浅井(あざい)3代の居城となった小谷城。標高495.1mの小谷山は天然の要害で、山麓の城下町(伊部宿)には北陸と東海を結ぶ北…
滋賀県長浜市の小谷山(おだにやま・標高495.1m)にあり、浅井(あざい)家が3代にわたって居城とした中世の山城で国の史跡が小谷城(おだにじょう)。大永4年(1524年)頃に浅井亮政(あざいすけまさ)が自然の地形を巧みに…
大宝元年(701年)、役小角(えんのおづぬ)によって開かれ、大同3年(808年)、空海(弘法大師)が再興したと伝えられる河内長野市にある古刹が観心寺(かんしんじ)。後醍醐天皇から庇護を受け、建武新政直後の建武元年(133…
加賀百万石のシンボル、金沢城は、加賀藩主・前田家の居城。天正11年(1583年)、前田利家により本格的な築城が開始されました。天明8年(1788年)築の石川門、安政5年(1858年)に再建された三十間長屋は、そして鶴丸倉…
石川県七尾市、城山と通称される七尾湾を一望する標高300mほどの尾根上に位置するのが中世の山城、七尾城。七尾という名は、この山城を守る7つの尾根(松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾)に由来する地名です。城が築かれた…
北海道・東北には財団法人日本城郭協会が「日本100名城」に選定する城郭が13あります。しかも栄えある「日本100名城」のNo.1は、根室半島チャシ跡群(北海道根室市)。100名城のうち唯一の近世アイヌの築いたチャシです。…
江戸幕府が倒れ、大政奉還(たいせいほうかん)が行なわれたのが、慶応3年(1867年)。これに不満をもった旧幕臣の榎本武揚(えのもとたけあき)らが占拠し、最後の砦となったのが、箱館(北海道函館市)の五稜郭(ごりょうかく)で…
千葉市若葉区にある縄文時代の貝塚が加曽利貝塚(かそりかいづか)。南貝塚、北貝塚に分かれる貝塚は、総面積は15.1haと世界でも最大規模の貝塚で、国の特別史跡に指定されています。さらに都川の支流である坂月川の舌状台地上にあ…
津山盆地(岡山県津山市)の中央にある小高い丘に建つ平山城の城跡が津山城で、姫路城、松山城と並んで日本三大平山城にも数えられています。鶴が羽根を広げたように見えることから、別名「鶴山城」(かくざんじょう)とも呼ばれ、その城…
人吉盆地(熊本県人吉市)にある人吉城は、鎌倉時代の建久4年(1193年)、相良氏が人吉の地頭に任じられた際に築城された山城。以来、明治維新に至るまで、35代670年にわたって相良氏が城主を務めるという稀有な城となっていま…
朝来山の中腹にある県立の自然公園で、「天空の城」と呼ばれる竹田城が雲海の上に浮かぶ姿を眺める展望台として有名。駐車場から第2展望台まで徒歩20分、もっとも眺めのいい第1展望台まで徒歩40分。春にはソメイヨシノや山桜が咲き…
兵庫県朝木市の古城山(虎臥山)に築かれた山城が竹田城。日本100名城のひとつで、映画『天と地と』、『あなたへ』のロケ地にもなっています。嘉吉年間(1441年〜14434年)、但馬の守護大名・山名宗全(やまなそうぜん)が出…
徳川家康の命により、池田輝政が普請総奉行を務め、天下普請で築かれた篠山城。天下慶長14年(1609年)、篠山城築城と同時に完成したのが大書院です。籠城時に天守は不要という家康の考えから、天守も持たない実戦的な城でしたが、…
篠山盆地(兵庫県篠山市)の中央部、笹山とよばれる小丘陵に築かれた平山城が、篠山城(ささやまじょう)。徳川家康が築城の名人・藤堂高虎(とうどうたかとら)ら5人を普請奉行に任じ、池田輝政、福島正則、毛利秀就、山内忠義ら西国大…
大阪府千早赤阪村にある楠木正成が築いた難攻不落の中世の山城跡が千早城。大和国と河内国を結ぶ千早街道を抑える交通の要衝に位置しています。楠木正成は、鎌倉幕府軍との合戦の地、赤坂城の詰めの城として千早城を築き、下赤坂城、上赤…
現在、国内に戦国末期から江戸時代の木造天守が残るのは12ヶ所。「現存12天守」と呼ばれています。北から、弘前城、国宝松本城、丸岡城、国宝犬山城、国宝彦根城、国宝姫路城、国宝松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高…