播州清水寺
寺伝では景行天皇(けいこうてんのう)の御代(古墳時代=仏教伝来以前となりあくまで伝承)にインドから渡来した法道仙人が開基と伝える兵庫県加東市の古刹が播州清水寺(ばんしゅうきよみずでら)。この地は水に乏しく、法道仙人が水神…
寺伝では景行天皇(けいこうてんのう)の御代(古墳時代=仏教伝来以前となりあくまで伝承)にインドから渡来した法道仙人が開基と伝える兵庫県加東市の古刹が播州清水寺(ばんしゅうきよみずでら)。この地は水に乏しく、法道仙人が水神…
西国三十三観音霊場の第24番札所で、聖徳太子の創建と伝わる古刹が兵庫県宝塚市の大本山中山寺。御本尊は十一面観世音菩薩(平安初期)で、インドの勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿を写した三国伝来の尊像。安産・子授けにご利益あり…
用明天皇2年(587年)、聖徳太子が創建と伝わる古刹が京都の六角堂(紫雲山頂法寺)。西国三十三所第18番札所で、六角堂、六角さんという通称名で通っています。太子沐浴の池の跡といわれ、池のほとりに小野妹子が開いた坊があった…
西国三十三所の第19番札所が革堂(こうどう)と通称される行願寺(ぎょうがんじ)。平安時代の寛弘元年(1004年)創建という京の古刹です。創建当時は一条通りに建っていましたが豊臣秀吉の京の都市改革よって天正18年(1590…
長元2年(1029年)、源算上人が創建した京都・西山の名刹で、後一条天皇より国家鎮護の勅願所とされたのが善峯寺(よしみねでら)。天台宗の単立寺院で、西国三十三所第20番札所。応仁の乱で焼失した寺を再興したのは、5代将軍・…
慶雲2年(705年)、大伴古磨(おおとものこまろ)によって創立されたと伝わる古刹が京都府亀岡市の穴太寺(あなおじ)で、菅原道真も太宰府に流される折に立ち寄っています。西国巡礼を復活させた花山(かざん)法皇(在位984〜9…
大分県臼杵市(うすきし)にある磨崖仏(まがいぶつ=岩肌に刻まれた仏像)で、阿蘇山から噴出した火砕流が溶結してできた、阿蘇溶結凝灰岩という軟質の石に彫られた石仏群が国宝臼杵石仏。4エリアに分かれ、地名によって「ホキ石仏第1…
耶馬渓最南部の大分県宇佐市院内町西椎屋(にししいや)にある景勝地。円錐形をした山の峰と棚田の風景が、世界遺産であるペルー・マチュピチュの空中都市に似ていることから「宇佐のマチュピチュ」と呼ばれています。「マチュピチュの景…
八幡宮の総本社、宇佐神宮(うさじんぐう)の境内に保存されている、SLクラウス号。クラウス号は、明治27年に九州鉄道がドイツのクラウス社(Lokomotivfabrik Krauss & Comp.)から輸入したも…
全国に広がる4万社あまりの八幡宮の総本社が、宇佐神宮(うさじんぐう)。昭和60年に築かれた宝物館には、国指定の重要文化財、県の文化財など社宝数百点を収蔵展示しています。
全国に広がる4万社あまりの八幡宮の総本社が、大分県宇佐市に鎮座する宇佐神宮(うさじんぐう)。別名は宇佐八幡宮で、石清水八幡宮・筥崎宮(または鶴岡八幡宮)とともに日本三大八幡宮のひとつに数えられ、豊前国の一之宮にもなってい…
京都、愛宕山系の高雄山の中腹にある真言宗の別格本山が神護寺(じんごじ)。高雄、槇尾、栂尾の三尾(さんび)きっての古刹で、天応元年(781年)の創建。もとは平安遷都に尽力した和気清麻呂(わけのきよまろ)の氏寺で大同4年(8…
京都御苑の西側を通る烏丸通(からすまどおり)に面した護王神社。平安京造営に貢献した、和気清麻呂(わけのきよまろ)が祀られる神社です。護法善神」として祀られたかつての社殿は神護寺の境内にありましたたが、神仏分離令を経て明治…
修学院離宮(しゅがくいんりきゅう)にほど近い天台宗の寺で、比叡山延暦寺の別院が赤山禅院(せきざんぜんいん)。円仁(えんにん=慈覚大師)の遺命により仁和4年(888年)、天台座主・安慧(あんね)が創建。京都御所から見て表鬼…
天正10年(1582年)6月2日、主君・織田信長を本能寺で討った明智光秀ですが、備中高松城(現・岡山県岡山市)から戻った羽柴秀吉軍と6月13日、山崎の戦いで激戦を展開。これに敗れて坂本城へと落ち延びる途中、小栗栖の藪で落…
新潟県長岡市街を貫くメインストリート、大手通の角地にある「米百俵之碑」。もとは戊辰戦争の敗戦後、長岡藩の文武総督に任命された小林虎三郎が、昌福寺の本堂を間借りして開いた「国漢学校」を明治3年(1870年)6月15日、当地…
新潟県長岡市、ハイブ長岡(長岡産業交流会館)と県立近代美術館の間にあるのが米百俵の群像。山本有三の小説にもなった『米百俵』は、戊申戦争(ぼしんせんそう)後、飢饉で苦しんでいる長岡藩に支藩の三根山藩から送られた100俵の義…
大同元年(806年)頃、空海が皇城鎮護のため鬼門にあたる佐渡に建立したと伝えられる真言宗智山派の古刹が蓮華峰寺(れんげぶじ)。小比叡山と称し、周囲の山が八葉の蓮華形をしていることから蓮華峰寺と名付けられています。境内には…