象潟海岸(象潟海水浴場)

象潟海岸(象潟海水浴場)

「秋田の湘南」といわれる象潟海岸(きさかたかいがん)。象潟駅から徒歩10分、夏季には象潟海水浴場がオープンしますが、迫松林に砂浜という白砂青松の風光明媚さが保たれています。やや弓形に湾曲する砂浜の両サイドには磯もあって磯遊びも可能。すぐ背後まで市街地が迫りますが、水質、環境も抜群で環境省の快水浴場百選に選定。

「秋田の湘南」と呼ばれる風光明媚な地ですが、溶岩流にも注目

象潟海岸(象潟海水浴場)

汀線(浜の長さ)1000mというロングビーチで、夕日の美しさから「日本の夕陽百選」にも選定。
象潟海水浴場開設奇観中はビーチセンターの1階に無料のシャワールーム、トイレ、更衣室があるほか、海の家も営業。
さらに夏季には象潟海水浴場キャンプ場もオープンします。

近くには屋内温水プールの「にかほ市象潟B&G海洋センター」もあり、波の高い日などにはこちらが利用可能。
自噴している天然ガスを利用して発電を行ない、ガスエンジンの廃熱をプール、ジャグジー、空調などその施設内の加温に利用するというにかほ市ならではの設備(天然ガスマイクロコージェネレーション)にも注目を。
また、7月中旬~8月中旬には海水浴をしながらキャンプが楽しめるという林間の象潟海水浴場キャンプ場も開設。

象潟海岸は江戸時代は本荘藩の領地で大澗(おおま)、小澗(こま)、鰐渕(わにぶち)から成る塩越湊で、沖に北前船の千石船を停泊させ、艀(はしけ)で荷揚げをしていました。
本荘藩でも最も栄えた湊だったのです。
沖にあった沖の棒杭(船繋ぎ石)を海岸に移築復元していますので、お見逃しなく。

また海水浴場北側の青塚山砲台場跡は、塩越海岸防備のため、幕末の元治元年(1864年)にロシアの南下を念頭に砲台を築いた場所(明治2年廃止)。

「東の松島、西の象潟」といわれた多島美は今!?
今から約2600年前,鳥海火山北麓が大崩壊して東鳥海馬蹄形カルデラが形成され,象潟岩砕なだれが発生、天然記念物に指定される象潟の海岸線を生み出しました。
松尾芭蕉も鑑賞した「東の松島、西の象潟」と呼ばれる多島美を誇っていましたが、文化元年6月4日(1804年7月10日)夜半の象潟地震で地盤の隆起が起こり(象潟では2mほど隆起)、現在は田園に60以上の島々が浮かぶ「九十九島」(くじゅうくしま)の奇観(国の天然記念物)が生まれています。
文化元年8月5日に巡業で象潟を訪れた江戸時代の名大関・雷電爲右エ門は、「大地震(=象潟地震)より、下よりあがりおか(=陸)となり申し候。その地に少しの舟入り申し候みなと(=湊)もあり、これもおか(=陸)となり申し候」(『雷電日記』)と記しています。
現在は、道の駅象潟「ねむの丘」展望塔からなら「九十九島」を一望にできます。

取材班おすすめ! にかほ市・遊佐町・鳥海登山の宿はここ!

象潟夕日の宿 さんねむ温泉

鳥海山の秋田県側の入口、秋田県にかほ市、象潟駅から徒歩20分の地に建つ2015年4月にオープンした温泉ホテル。
全33室の客室は、ツイン、ファミリールーム(和洋室)、和室など7タイプあり、家族旅行にも絶好です。
源泉かけ流し(単純硫黄泉)の1階大浴場からは日本海、3階展望浴場から鳥海山を眺望。
夕食は日本海御膳などの会席料理、朝食は和定食です。

 象潟夕日の宿 さんねむ温泉
 象潟夕日の宿 さんねむ温泉
 象潟夕日の宿 さんねむ温泉

鳥海温泉 遊楽里

鳥海山の山形県側の入口、山形県遊佐町にある設備充実の公共の宿(温泉ホテル)。
和室(6畳、8畳、10畳)を中心に、ツイン、和洋室(4名利用可能)、特別室(6名まで利用可能)の4タイプあって、ファミリーにも対応しています。
温泉は茶褐色の塩化物泉で、24時間かけ流しで利用可能。
夕食は、庄内豚のしゃぶしゃぶプラン、アワビの踊り焼きプラン、カニのしゃぶしゃぶプランなどが自慢。
料金設定はかなりエコノミーです。
JR吹浦駅またはJR遊佐駅から送迎も可能。

鳥海温泉 遊楽里
鳥海温泉 遊楽里
鳥海温泉 遊楽里

象潟海岸(象潟海水浴場) DATA

名称 象潟海岸(象潟海水浴場)/きさかたかいがん(きさかたかいすいよくじょう)
開設 7月中旬〜8月中旬
所在地 秋田県にかほ市象潟町冠石下・浜畑
電車・バスで JR象潟駅から徒歩10分
ドライブで 日本海東北自動車道象潟ICから約4km
駐車場 200台/無料
問い合わせ にかほ市観光協会 TEL:0184-43-6608
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

九十九島

2017年7月26日

 

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プレスマンユニオン編集部

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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