亀岡神社

亀岡神社

長崎県平戸市岩の上町、平戸城二の丸跡の高台に鎮座するのが、亀岡神社。宝永5年(1708年)、平戸藩藩主・松浦棟(まつらたかし)が松浦家の祖廟を霊椿山神社(現在の護国神社付近)として築いたのに始まる社で、主祭神は8代・松浦久(まつらひさし)〜40代・松浦素公(まつらもとむ)。

平戸城二の丸に歴代藩主などを祀る

亀岡神社

霊椿山神社には当初、8代・松浦久、11代・松浦持、15代・松浦定、16代・松浦勝の4柱を祀っていましたが、大正10年、38代松浦厚が松浦邸神殿から代々の御霊23柱を亀岡神社に合祀しています。
明治12年、二の丸跡に亀岡神社が創建され、社殿が整備されました。
拝殿、本殿、神楽殿などは明治13年の築。

明治維新を経て、明治時代初期には、旧藩主や藩士などにより、藩祖を祀る神社の創建が全国で行なわれ、旧藩主家の霊屋から神社へ、そして地域の鎮守へと変遷していきましたが、この亀岡神社もそのひとつです(九州でも黒田家、有馬家、小笠原家、立花家、大村家、鍋島家、細川家、島津家、などの祖神、そして加藤清正を祀る神社が創建されています)。

亀岡神社本殿、拝殿、登廊、神楽殿は、国の登録有形文化財に指定。
神楽殿で奉納される『平戸神楽』は、国の無形文化財に指定され、大大神楽は亀岡神社の『秋季例大祭』(毎年10月26日)にのみ奉納されています。

社宝の環頭太刀は、国の重要文化財。

亀岡神社
国の登録有形文化財に指定される登廊
平戸神楽
平戸神楽
亀岡神社
名称 亀岡神社/かめおかじんじゃ
所在地 長崎県平戸市岩の上町1517
関連HP 亀岡神社公式ホームページ
電車・バスで JR佐世保駅から西肥バス平戸行きで1時間10分、市役所下車、徒歩10分
ドライブで 西九州自動車道佐世保みなとICから約36km。長崎空港から約84km
駐車場 レストハウス駐車場(50台/無料)・亀岡公園グラウンド駐車場(20台/無料)
問い合わせ 亀岡神社 TEL:0950-22-2228/FAX:0950-22-2228
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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