鳥海山・鉾立展望台

鳥海山・鉾立展望台

鳥海国定公園内、日本百名山のひとつにも数えられる鳥海山(2236m)。標高1150mに位置する鉾立(ほこだて)は、鳥海山5合目にあたる象潟口(きさかたぐち)登山道の起点となる場所で鉾立展望台があります。山形県遊佐町吹浦と秋田県にかほ市象潟町を結ぶ、全長34.9kmの鳥海ブルーラインの最高点で、車で5合目までアプローチ可能。

「出羽富士」とも呼ばれる東北第2の高峰の5合目にある展望台

鳥海山・鉾立展望台
鉾立展望台から日本海を眺望
鳥海山・鉾立展望台
ゴールデンウィークの開通時には、こんな雪景色

鳥海山は、秋田県と山形県の県境に位置し、標高2236mの新山と標高2229.0mの七高山の2つのピークを有する成層火山ですが、日本海からそそり立つその美しい山容から、別名「出羽富士」とも「秋田富士」とも呼ばれています。

古来から信仰の山としても知られ、修験者でにぎわった霊山、信仰の山としての歴史を今に伝えています。

鉾立の鳥海ブルーラインには300台収容の大型駐車場を完備。
隣接して鳥海の自然を解説する鉾立ビジターセンター、登山基地としての機能を備えた鉾立山荘(4月下旬〜10月下旬/素泊まり、自炊可能、貸毛布、貸布団あり)、「鳥海ラーメン」などで食事休憩が可能な国民保養センター稲倉山荘などが建っています。

駐車場横にも鉾立山荘展望台がありますが、象潟口登山道を鳥海山方面に徒歩5分(残雪期には入山できないことも)の鉾立展望台からは、鳥海山をはじめ、眼下に奈曽渓谷(なそけいこく)や庄内平野、晴れた日には遠く日本海に浮かぶ飛島(とびしま)、男鹿半島までもが一望のもと。

鉾立(象潟口)からの鳥海山登山道は、高山植物の宝庫・賽の河原(さいのかわら)までが所要1時間10分、美しいカルデラ湖である鳥海湖まで2時間、新山の山頂までは4時間40分。
なお鳥海ブルーラインは、10月下旬〜4月下旬の降雪期には、冬季閉鎖となります(期間については要問い合わせ)。

完全予約制乗り合い登山バス「鳥海ブルーライナー」は、例年7月〜9月の毎日運行、10月は第2週までの土・日曜、祝日運行。
前日17:00までに予約が必要(象潟合同タクシーtel0184-43-2030)。

取材班おすすめ! にかほ市・遊佐町・鳥海登山の宿はここ!

象潟夕日の宿 さんねむ温泉

鳥海山の秋田県側の入口、秋田県にかほ市、象潟駅から徒歩20分の地に建つ2015年4月にオープンした温泉ホテル。
全33室の客室は、ツイン、ファミリールーム(和洋室)、和室など7タイプあり、家族旅行にも絶好です。
源泉かけ流し(単純硫黄泉)の1階大浴場からは日本海、3階展望浴場から鳥海山を眺望。
夕食は日本海御膳などの会席料理、朝食は和定食です。

 象潟夕日の宿 さんねむ温泉
 象潟夕日の宿 さんねむ温泉
 象潟夕日の宿 さんねむ温泉

鳥海温泉 遊楽里

鳥海山の山形県側の入口、山形県遊佐町にある設備充実の公共の宿(温泉ホテル)。
和室(6畳、8畳、10畳)を中心に、ツイン、和洋室(4名利用可能)、特別室(6名まで利用可能)の4タイプあって、ファミリーにも対応しています。
温泉は茶褐色の塩化物泉で、24時間かけ流しで利用可能。
夕食は、庄内豚のしゃぶしゃぶプラン、アワビの踊り焼きプラン、カニのしゃぶしゃぶプランなどが自慢。
料金設定はかなりエコノミーです。
JR吹浦駅またはJR遊佐駅から送迎も可能。

鳥海温泉 遊楽里
鳥海温泉 遊楽里
鳥海温泉 遊楽里
鳥海山・鉾立展望台
名称 鳥海山・鉾立展望台/ちょうかいざんほこたて・てんぼうだい
所在地 秋田県にかほ市象潟町小滝鉾立
関連HP にかほ市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR吹浦駅前から庄内交通バス鉾立行きで40分終点下車
ドライブで 日本海東北自動車道遊佐比子ICから約27km。または、本荘ICから約47.6km
駐車場 300台/無料
問い合わせ にかほ市観光課 TEL:0184-38-4305
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
鳥海山大平口

鳥海山大平口

2021年7月10日
鳥海山ブルーライン

鳥海ブルーライン

2021年7月10日
元滝伏流水

元滝伏流水

2018年8月1日

 

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