知恩院・勢至堂
法然上人が庵を結び、教えを広めた地(大谷の禅房)で、知恩院発祥の地として聖地の雰囲気が漂うのが勢至堂。法然上人は、この地で1212(建暦2)年に没しているので平成23年は没後800年の『法然上人800年大遠忌』でした。勢…
法然上人が庵を結び、教えを広めた地(大谷の禅房)で、知恩院発祥の地として聖地の雰囲気が漂うのが勢至堂。法然上人は、この地で1212(建暦2)年に没しているので平成23年は没後800年の『法然上人800年大遠忌』でした。勢…
知恩院の一角にある友禅苑は、友禅染の始祖・宮崎友禅(みやざきゆうぜん)の生誕300年を記念して、昭和29年に改修造園された庭園。宮崎友禅が知恩院の近くに暮らし、扇面絵師として活躍したという歴史に因んで造園されたもの。
国の重要文化財に指定された大方丈(おおほうじょう)と小方丈(こほうじょう)は残念ながらともに内部は非公開。その横にある京都市の名勝に指定された知恩院の方丈庭園は、見学が可能です。受付は法然上人御堂の奥にあります。
年越しの除夜の鐘を撞く模様がテレビで必ずといいほど中継される知恩院の大鐘。京都方広寺、奈良東大寺と並び日本三楼鐘(日本三大梵鐘)のひとつに数えられる高さ3.3m、口径2.8m、重さ約70トンという巨大な鐘を吊るす鐘楼です…
1175年(承安5年)に法然上人が設けた草庵に始まる浄土宗の総本山が知恩院。法然の像を安置する大殿(だいでん)が、御影堂(みえいどう)で、1639年(寛永16年)、3代将軍徳川家光の再建で国宝。奥行35m、間口45mの大…
知恩院の三門は、1621(元和7)年、2代将軍・徳川秀忠が再建した巨大な門。高さ24m、幅50m、屋根瓦約7万枚という現存する木造建築として最大の楼門で、国宝。空・無相・無願という、悟りに通ずる三つの解脱(げだつ)の境地…
仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する堂が金堂。慶長年間造営の御所・内裏紫宸殿(ししんでん)を寛永年間(1624年〜1643年)に移築されたもので国宝。徳川家の御大工(おんだいく)といわれた江戸幕府大工棟梁・中井正清(な…
越前海岸の越前岬背後には水仙の花畑が広がっていますが、梨子ヶ平地区もっとも北端に位置するのが梨子ヶ平台地。梨子ヶ平集落近くには日本の棚田百選に選定の梨子ヶ平千枚田水仙園もありますが、さらにその北側にも水仙畑が広がり、眼下…
越前海岸の突端、越前岬背後の高台には水仙畑が広がっていますが、日本海をバックに咲く水仙畑という絶景を目にできるのが梨子ヶ平園地。入口の駐車場から遊歩道を使って到達することからちょっぴり秘境的な場所になっていますが、ポスタ…
越前町の越前海岸の高台、梨子ヶ平(なしがだいら)地区の世帯(農家数15戸)は、そのすべてが水仙栽培農家で、周囲の傾斜地にはいたるところに水仙畑が広がっています。しかも千枚田のような景観なので、梨子ヶ平千枚田水仙園と呼ばれ…
越前海岸の突端にある岬が越前岬で、海抜132mの断崖の上には昭和15年に初点灯した白亜の越前岬灯台が建っています。一帯は越前加賀海岸国定公園に指定され、海岸段丘の上は水仙の畑。11月〜2月にかけて水仙が咲き乱れ、遊歩道を…
福井県越前町の越前海岸、越前岬灯台の建つ越前岬背後の高台に位置するニホンスイセンの畑があり、散策できる「水仙ゾーン」、日本海の水平線が丸く感じる「越前岬展望台」などが整備されています。センター施設としてガーデンクラブハウ…
越前水仙が群生することで知られている越前海岸の一角、国道305号沿いにある公園が越前水仙の里公園。常時500本〜2000本の水仙が花を咲かせ甘い香りが漂う水仙ドームと、水仙にまつわる歴史や文化などが学べる水仙ミュージアム…
洲本城は三熊山の山頂にある模擬天守の建つ上の城が有名ですが、市街地にあるのが下の城。上の城と一体として築城された城ですが、現存する石垣と水堀は大坂夏の陣の後、淡路島が徳島藩・蜂須賀氏の所領となって以降、淡路支配の拠点とし…
洲本城は、洲本市街を北に見下ろす標高125mの三熊山の山頂に築かれた中世の城。室町時代の1526(大永6)年に三好氏の重臣・安宅治興によって築かれた東西800m、南北600mに及ぶ西日本最大規模の山城。秀吉の淡路攻めで落…
洲本市の中央に鎮座する厳島神社。地元では淡路島弁財天と呼ばれています。祭神は、安芸の宮島・厳島神社(総本社)と同じで「宗像三女神」の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。神仏習合時代には仏教の女神の弁財天と習合していたた…
洲本市街と南淡町を結ぶ県道76号(南淡路灘水仙ライン)沿いにあり、紀淡海峡を一望にする斜面に500万本の水仙が咲く私営の観光花園が立川水仙郷。急斜面で石ころが多い立川地区は営農には適さない地。その地を戦後、個人の力で美し…
淡路島の北端、明石海峡に面した江崎に明治4年に建設された石造灯台が江埼灯台。設計は灯台の父と呼ばれるR.H.ブラントンで、1867(慶応3)年、徳川幕府と英国公使が兵庫開港に備えて結んだ大坂条約によって建設された5基(江…