古閑の滝
熊本県阿蘇市のカルデラ外輪山の断崖に流れ落ちる夫婦滝が古閑の滝(こがのたき)。厳冬期にに阿蘇谷から吹き上げられた冷風によって、しずくが凍結して氷瀑となり、カメラマンに人気の被写体になっています。阿蘇ユネスコジオパークの古…
熊本県阿蘇市のカルデラ外輪山の断崖に流れ落ちる夫婦滝が古閑の滝(こがのたき)。厳冬期にに阿蘇谷から吹き上げられた冷風によって、しずくが凍結して氷瀑となり、カメラマンに人気の被写体になっています。阿蘇ユネスコジオパークの古…
阿蘇外輪山には「七鼻」と呼ばれる突き出した場所がありますが、そのうち最も有名なのが熊本県阿蘇市の大観峰(だいかんぼう)。標高は936mで、阿蘇カルデラの外輪山のうち最高所にあるビューポイント。阿蘇ユネスコジオパークの大観…
阿蘇山、中岳火口の東側に位置する展望台が火口東展望所。ここからの眺望は火口はもちろん、中岳山頂を見上げる位置にあり、これが地球かと驚くほどの光景が展開します。仙酔峡と火口西展望所を結ぶ中岳・高岳登山のルート途中にあるため…
世界有数の活火山であり阿蘇カルデラの中心に位置する阿蘇中岳。中岳には7つの噴火口があり最大の第一火口は直径600m、深さ130m。阿蘇公園道路で阿蘇山上広場までアプローチできますが、道路周辺は荒涼とした火山荒原が広がりS…
阿蘇公園道路で阿蘇山上広場を目ざすと、中岳山上には火山荒原が広がっています。中岳火口群の南東に広がる砂漠のような場所が砂千里ヶ浜。数千年前に形成された中岳新期山体の火口原で、黒い砂やスコリアの細粉で覆われています。
世界有数の活火山で阿蘇カルデラの中心に位置する阿蘇中岳。阿蘇山ループシャトルバスの阿蘇山上広場に降りるとそこは中岳山上の火山荒原だ。火山ガスの臭気が立ちこめるなか、火口縁まで遊歩道が設けられ荒涼たる砂千里ヶ浜を歩くことが…
やまなみハイウェイの瀬の本高原からやや南に外れた熊本県阿蘇郡産山村にある湧水が池山水源で、環境省指定の名水百選のひとつ。別府湾へと注ぐ一級河川、大野川水系の玉来川(たまらいがわ)の水源で、毎分30tの水が湧き出し、水温は…
西南戦争時に焼失を免れ、平成28年4月14日に発生した熊本地震でもさほど大きな被害を出すことなく、往時のままに現存する熊本城の建造物でもっとも大規模な櫓で、日本最大の三重櫓が宇土櫓(うとやぐら=平左衛門丸五階櫓)。本丸北…
熊本県天草市、天草下島の南部、牛深にあるユニークな海上橋が牛深ハイヤ大橋。牛深漁港をひとまたぎにして水産加工基地のある後浜地区と、漁港施設のある台場地区を結ぶ臨港連絡橋。関西国際空港旅客ターミナルビルやポンピドゥー・セン…
熊本城の西大門を起点に九州を横断して豊後鶴崎(ぶんごつるさき=現・大分市鶴崎、江戸時代は熊本藩の飛び地でした)へと通じた豊後街道。阿蘇外輪山を越える熊本県阿蘇市の二重峠(ふたえのとうげ)には参勤交代の道(さんきんこうたい…
熊本県山鹿市にある明治43年に建てられた芝居小屋で、国の重要文化財に指定されているのが八千代座。枡席、回り舞台など江戸時代の歌舞伎小屋の様式を伝える貴重なもの。公演中は見学できませんが、併設の資料館夢小蔵(ゆめこぐら)に…
明治20年頃、当時、三角港(明治三大築港)と呼ばれていた三角西港に誕生したコロニアル様式のホテル「浦島屋」。明治26年7月22日には、旧制熊本五高(現在の熊本大学)の英語教師を務めていた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)も…
熊本城築城400年を記念して平成20年、絢爛豪華な熊本城・本丸御殿が復元されていますが、その地下にあるのが闇り通路(くらやみつうろ)。本丸御殿の床下には石垣でできた地下通路がある特別な構造で、往時の正式な入口も地下にあり…
内之浦宇宙空間観測所の一番高い台地に設置され、科学衛星からの電波(SバンドとXバンド)を追跡受信するアンテナが34mパラボラアンテナ。科学衛星や探査機から送られてくる微弱な電波は、大きな主反射鏡で受け、アンテナの中央上部…
鹿児島県肝属郡肝付町(旧内之浦町)にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設。科学観測用衛星の打ち上げと追跡・管制を行なっています。赤道に近いほど、地球の自転速度は早くなりますが(赤道マッハ1.4、東京マッハ1.1)、…
鹿児島市の甲突川左岸緑地の一角、高見橋のたもとに立つ、大久保利通銅像。銅像は没後100年を記念して、昭和54年に設置されたもの。西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と称される大久保利通は、西郷隆盛と同じ加治屋町に住み…
鹿児島市の南洲公園にある南洲墓地は、西郷隆盛(西郷南洲)など西南の役での犠牲者の霊が眠る墓地。西郷隆盛の墓を守るかのように桐野利明、篠原国幹(しのはらくにもと)、村田新八、辺見十郎太(へんみじゅうろうた)、別府晋介、桂久…
姶良市を流れる網掛川に懸かる龍門滝の上流に位置するアーチ橋が金山橋(きんざんばし)。島津家が金山経営のために明治12年〜明治13年頃に架橋した頑丈な石橋で、山ヶ野金山(やまがのきんざん)から金鉱石や物資を舌出し(加治木港…