魯山人寓居跡 いろは草庵
石川県加賀市山代温泉にある北大路魯山人(きたおおじろさんじん/当時は福田大観)ゆかりの寓居(ぐうきょ=仮の住まい)の跡が魯山人寓居跡 いろは草庵。大正4年、金沢に住む細野燕台の紹介で山代温泉を訪れた北大路魯山人は、旅館吉…
石川県加賀市山代温泉にある北大路魯山人(きたおおじろさんじん/当時は福田大観)ゆかりの寓居(ぐうきょ=仮の住まい)の跡が魯山人寓居跡 いろは草庵。大正4年、金沢に住む細野燕台の紹介で山代温泉を訪れた北大路魯山人は、旅館吉…
福島県南会津郡南会津町にある中世の城跡が鴫山城(しぎやまじょう)。関東方面から会津への入口、南山口(みなみやまぐち)を固める山城(南山城とも)。築城は南北朝時代まで溯り、長沼氏(祖は現在の栃木県真岡市長沼の宗光寺を館とし…
福島県会津若松市、鶴ヶ城公園内にあるのが茶室麟閣。豊臣秀吉の逆鱗に触れ千利休が死罪になると、その養子・千少庵(せんのしょうあん)は蒲生氏郷(がもううじさと/利休七哲の筆頭)の許、会津若松で蟄居しています。その時に建てた茶…
福島県須賀川市長沼、長沼小学校の北側にある比高30mほどの丘を利用した中世の山城が長沼城。会津街道の要衝の地に文応元年(1260年)、長沼隆時が城を築き、戦国時代には二階堂家臣の須賀氏が長沼城代を務めていました。天文10…
富山県氷見市にある南北約1.2km、東西約0.5kmに及ぶ中世の山城が森寺城(湯山城)。越中三大山城(松倉城・増山城・守山城)に次ぐ規模を誇る大規模な山城で、御殿山と通称される中心部分が史跡となっています。阿尾(阿尾城)…
富山県氷見市、氷見市街の北、海に突き出す断崖上の城跡(平山城)で富山県の史跡に指定されるのが阿尾城。阿尾城は、海を睨む戦国時代(中世)の城ですが、築城の年代は不明。史料には、天正・文禄年間(1573年~1592年)の城主…
富山市内にはなんと1050ヶ所もの遺跡がありますが、遺跡から発掘された旧石器時代から奈良・平安時代までの出土品を展示するのが富山市民俗民芸村考古資料館。富山市は北(東)の文化と南(西)の文化が交わる場所。東の石刃技法(縦…
富山県富山市、富山城の本丸跡に昭和29年に開催された『富山産業大博覧会』の記念建築物として建設された天守閣風の建物を再生したのが富山市郷土博物館。建物も戦災復興期を代表する建築物として、国の登録有形文化財に指定されていま…
富山県高岡市川原本町にある千保川(せんぼがわ)の荷揚げ用に大正時代に築かれた街灯が恵比須塔。千保川河畔の川原町(現在の高岡市川原本町)一帯は、江戸時代から昭和30年代まで魚市場が並ぶ水産問屋の町として発展していました。
富山県射水市の串田新地区にある縄文時代住居跡と古墳群で国の史跡となっているのが串田新遺跡。砺波平野の東縁、庄川の東、大沢山と通称される丘陵に、繩文時代中期後半を中心とする大規模な集落跡と古墳時代前期円墳3基が確認され、史…
富山県高岡市戸出町にある永安寺の門が、往時の戸出御旅屋(といでおたや)の正門で御旅屋門と呼ばれています。御旅屋は、江戸時代の加賀藩で藩主の鷹狩、民情視察の際に宿泊や休憩のために使用された施設で、参勤交代の際にも利用された…
宮崎県日向市細島、明治20年に内務省がオランダ人技師ヨハネス・デレーケ設計で港湾整備を行なった細島港にある商家が関本勘兵衛家住宅。苫屋の屋号を持つ関本家は江戸時代から続く商家で、現存する建物は明治12年の築。主屋1棟、付…
宮崎県都城市早鈴町、明治12年に早鈴大明神の跡地に建設されたのが都城島津邸。昭和10年には都城で行なわれた陸軍特別大演習のため、増改築しています(閑院宮載仁親王が宿泊)。さらに昭和47年には昭和天皇宿泊のため大改装が行な…
宮崎県宮崎市、高岡町中心部の北側に広がる丘陵を利用した公園が天ヶ城公園(あまがじょうこうえん)。本丸、二の丸、三の丸などからなる天ヶ城の城跡一帯が公園として整備され、本丸跡の高台に、天守をかたどった「宮崎市天ヶ城歴史民俗…
宮崎県宮崎市、宮崎神宮境内にあるかつての宝物館が宮崎神宮徴古館。神武天皇とその父母を祀り、かつては神武天皇社と呼ばれていた宮崎神宮。明治40年に神宮本殿とともに建てられた徴古館は、なまこ壁が印象的な擬洋風の建物。国の登録…
宮崎県東臼杵郡椎葉村(しいばそん)、椎葉村の中心部、下福良(しもふくら)地区にある椎葉民家を代表する古民家で、国の重要文化財に指定されるのが鶴富屋敷(那須家住宅)。建築年代は、江戸時代後期の文政年間(1818年〜1831…
大分県宇佐市安心院町(あじむまち)、下市・折敷田地区の本町通り500mが安心院鏝絵通り(あじむこてえどおり)。左官職人が漆喰の壁に鏝(こて)を使って描いた絵が、鏝絵。安心院鏝絵通りには歴史ある鏝絵が8ヶ所、新しいものを含…
大分県宇佐市高森、駅館川(やっかんがわ)東岸の台地に広がる史跡公園が「宇佐風土記の丘」。19.2haという広大な敷地を誇る園内には、九州最古で、長さ57.5m、高さ4.8mもの前方後円墳の赤塚古墳を中心に、3~6世紀の築…