佐倉ふるさと広場

佐倉ふるさと広場

千葉県佐倉市臼井田、印旛沼に流れ込む鹿島川の河口部の河畔に築かれた公園が佐倉ふるさと広場。シンボルとなる本格的オランダ風車の周囲では、毎年4月の『佐倉チューリップフェスタ』、7月の『風車のひまわりガーデン』、10月の『佐倉コスモスフェスタ』など、四季折々の花が楽しめます。

風力で回転する本格的な風車

佐倉ふるさと広場
7月の『風車のひまわりガーデン』

シンボルである本格的オランダ風車「リーフデ」が風力を利用して回っています。オランダの植物を通年楽しめるオランダ庭園もあり、管理棟もオランダ洋式。
風車は、佐倉市制40周年の平成6年春、メカニズム部分をオランダで製造し、オランダ人技師により建設され、1階に水車が組み込まれ、風の力により水が汲み上げられています。
本場オランダでは、干拓地で排水用として築かれたグランドセーラー型風車(周囲に風を妨げるものがない場所で、操作は地上で風車守により行なわれるタイプ)で、羽根は直径27.5mという巨大さで、強風時には動きを停めるシステム。

「リーフデ」(De Liefde)という風車の名は、慶長5年3月16日(1600年4月19日)、豊後国(現大分県)に漂着したオランダ商船リーフデ号(Liefde=友愛)にちなんだものです。
「佐倉市民のふるさとの広場に」という主旨で築かれたオランダ風の公園。

毎年4月には、72万本のチューリップが咲き競う『佐倉チューリップフェスタ』(見頃は4月上旬~4月下旬)、チューリップが終わると1万5000本のヒマワリが植栽され、「風車のひまわりガーデン」に変身。
ヒマワリは、例年7月中旬頃に見頃を迎え『風車のひまわりガーデン』に。
さらにヒマワリが終わると、コスモス畑となって10月上旬~下旬に50万本のコスモスが咲く『佐倉コスモスフェスタ』を迎えます。

チューリップ、ヒマワリ、コスモスの開花に合わせ、例年「観光船印旛沼遊覧」も行なわれていますが、観光船やレンタサイクルは、トイレや休憩所、売店を備えたオランダ様式の管理棟「佐蘭花(さらんか)」で手配できます。
レンタサイクルは、佐倉市観光協会(京成佐倉駅前南口)、JR佐倉駅前観光情報センター(JR佐倉駅北口階段下)、サンサンサイクル(京成臼井駅南口)で乗り捨ても可能。

西側には印幡沼南側彼岸花畑もあり、印旛沼藩に彼岸花が咲き誇ります(コスモスよりひと足早く見頃となります)。

佐倉ふるさと広場
名称 佐倉ふるさと広場/さくらふるさとひろば
所在地 千葉県佐倉市臼井田2714
関連HP 佐倉市公式ホームページ
電車・バスで 京成臼井駅から徒歩30分。京成佐倉駅からタクシーで10分
ドライブで 東関東自動車道四街道ICから約8km、または佐倉ICから約9km
駐車場 20台/無料、佐倉チューリップフェスタ開催時は臨時駐車場(500台/有料)開設
問い合わせ 佐倉市観光協会 TEL:043-486-6000/佐倉ふるさと広場管理棟 TEL:043-486-8898
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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