6月1日は、『木曽川うかい』、『三次の鵜飼』、『錦帯橋の鵜飼』、『大洲のうかい』で鵜飼開き、大阪モノレール開業、日比谷公園開園、麦茶の日、日本で最初の天気予報が発表された気象記念日、写真の日、官営八幡製鐵所開庁、箱根登山鉄道開業の日、省線(鉄道)連絡バスの運行開始にもなっています。
鵜飼開き
愛知県犬山市の『木曽川うかい』、広島県三好市の『三次の鵜飼』、山口県岩国市の『錦帯橋の鵜飼』、愛媛県大洲市の『大洲のうかい』で鵜飼開きが行なわれ、鵜飼のシーズンに突入します。
官営八幡製鐵所開庁
明治30年6月1日、福岡県遠賀郡八幡村(現・北九州市)に官営製鐵所を開庁。
明治32年築の官営八幡製鐵所旧本事務所は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつです。
省線(鉄道)連絡バスの運行開始
昭和6年6月1日、省線(鉄道省の線路=現・JR)と民間のバス会社の旅客連帯運輸が始まりました。
鉄道省線と民間の自動車線(バス会社)で旅客連帯運輸が始まったのは、東海自動車のほかに下田自動車、日光自動車(省線日光駅〜中禅寺湖)、日本自動車道(省線大船駅〜江ノ島口)、富士屋自動車(省線小田原駅〜元箱根〜省線沼津駅、省線熱海駅〜省線沼津駅=丹那トンネル未開通、省線小田原駅〜省線御殿場駅)の5社のみです。
この省線連絡のバス会社では窓口で、省線のきっぷが購入できたため、駅を名乗ることができました。
その歴史を今に伝え、修善寺温泉のバス停は、修善寺温泉駅になっています。
豊川用水開通
昭和43年6月1日、豊川用水が全面通水。
水不足で苦労していた東三河地域に、豊川の水を導水、とくに渥美半島(現・田原市)のメロン栽培、電照菊の発展につながっています。
麦茶の日
麦茶の原料である大麦の収穫始め、麦茶のシーズンインを記念して全国麦茶工業協同組合が制定。
各地でイベントを実施。
「麦茶はほとんどが国内産で、産地によって品質に特徴があります。
麦秋とは麦が畑に実る初夏のころで、はしりの素材を使った麦茶はとくに風味がいいんです」と全国麦茶工業協同組合ではPRしています。
気象記念日
東京気象台(現在の気象庁)が明治17年に制定した歴史ある記念日。
明治8年6月1日、内務省地理寮量地課内に東京気象台が設置され、明治17年6月1日に、日本で最初の天気予報が発表されています。
発表の方法は、東京市内の交番に掲示というユニークなもの。
第1号の予報は「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ」という曖昧なものでした。
東京気象台は明治17年から土台のしっかりした江戸城本丸跡(現・皇居東御苑)に置かれていました。
写真の日
1841(天保12)年6月1日に上野俊之丞(うえのしゅんのじょう=シーボルトに学んだ長崎の蘭学者、長崎奉行所の御用時計師)がフランスで発明されたばかりのカメラをオランダ人から購入し、薩摩藩主・島津斉彬を撮影。
息子・上野彦馬の口述による「日本写真の起源」の記述をもとに6月1日を写真の日としています。その後の研究で実際の日はもう少し後だったとされています。
日比谷公園開園
明治36年6月1日、日本初の西洋式庭園、日比谷公園が開園。
同時に日比谷松本楼も営業を開始しています。
府中の森公園開園
平成3年6月1日、東京都府中市浅間町に府中の森公園(都立公園)が開園。
戦前は陸軍の燃料廠(ねんりょうしょう)、戦後はアメリカ軍府中基地だった地で、昭和50年に返還された土地のうち東京都管理部分を公園化したもの。
箱根登山鉄道開業
大正8年6月1日、箱根登山鉄道の箱根湯本駅〜強羅駅間が開業しました。
最大80‰(パーミル=1000m走ると80m登る)という勾配、さらに3ヶ所のスイッチバックで箱根の山を登ります。
当初は碓氷峠で採用されていたアプト式ラックレールの予定ですが、スイスの山岳鉄道を視察し、粘着式鉄道に計画を変更しています。
今も、粘着式鉄道としては、日本一の勾配を誇っています。
大阪モノレール開業
平成2年6月1日、大阪高速鉄道(現・大阪モノレール)の千里中央駅〜南茨木駅間が開業。
本線と彩都線を合わせて28kmあり、日本最長のモノレールです。
6月1日生まれの有名人は?
58代横綱の千代の富士貢(九重親方)、柔道の山下泰裕、たけし軍団・つまみ枝豆、女優・岡本舞、タレントの坂上忍、女優・夏川結衣、EXILEのHIRO、タレント・前田亜美ほか。
6月1日の誕生花は?
バラ(オールドローズ)、アジサイ、ガクアジサイ
明日は何の日? 昨日は何の日?
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