JR東日本の在来線電化区間で活躍、出会うと幸運の「East i-D」とは!?

East i-D

東海道・山陽新幹線で活躍の「ドクターイエロー」(JR東海は引退、JR西日本は現役)は有名ですが、JR東日本は新幹線検測車両は「East i(イーストアイ)」を保有。在来線では電化区間をE491系「East i-E」、非電化区間はキヤE193系「East i-D」という検測車両を活用。とくに人気なのが「East i-D」(イーストアイ・ダッシュディー)です。

中間車両にパンタグラフを装備し、電化区間の検測も担う

East i-D
ディーゼルカーよく見ると中間車両にパンタグラフが

JR東海の新幹線検測車両「ドクターイエロー」は引退しましたが、JR東海管内の在来線では、電化、非電化区間にかかわらず気動車の検測車両「ドクター東海」が活躍しています。

JR東日本は、電化区間、非電化区間にそれぞれの検測車両を保有しています。
East i-EとEast i-Dは、見た目は同じ兄弟車ですが、前者は電車、後者はディーゼルカーで、電化区間、非電化区間にわけて検測が行なわれています。
「East i-D」は、電化区間の飛び地である仙石線の検測も担っていますが、運用範囲はJR東日本管内路線に限定されず、真岡鐵道、JR北海道管内、電化されている3セク鉄道などの検測も行なわれています。

3両編成で、ディーセルカーながら、なぜか中間車両にはパンタグラフが。
実は、このパンタグラフで架線を測定するためのもので、このおかげで電化区間も検測が可能となっています。
通常は、秋田総合車両センターに配置されていますが、守備範囲がJR東日本とJR北海道管内のJR線、3セク、一部私鉄と広範囲なため、出会うことは実に稀(まれ)。
そのため、もし出会ったなら、非常に幸運ということになるのです。

East i-D
JR東日本の在来線電化区間で活躍、出会うと幸運の「East i-D」とは!?
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