「日本三大水城」にも数えられる高松城、天守(御三階櫓)が現存する丸亀城が日本100名城に選定、引田城(ひけたじょう)が続日本100名城に選定され、以上の3城が香川県三大名城といえる城ですが、実は3城とも近世城郭は、豊臣秀吉の重臣・生駒親正(いこまちかまさ)の築城です。
高松城|日本100名城
所在地:香川県高松市玉藻町2-1
築城年:天正16年(1588年)
築城者:豊臣秀吉の重臣・生駒親正(いこまちかまさ)
主な城主:松平頼重
史跡:国の史跡
文化財:北の丸月見櫓・水手御門・渡櫓、旧東の丸艮櫓、披雲閣は国の重要文化財
備考:瀬戸内海の海水を堀に引き込み、今治城(愛媛県今治市)、中津城(大分県中津市)と並んで「日本三大水城」に数えらる名城
北側は瀬戸内海に面し、残り3方向は内堀、中堀、外堀の3重の堀が巡らされて、難攻不落を誇っていました
丸亀城|日本100名城
所在地:香川県丸亀市一番丁
築城年:近世城郭=慶長2年(1597年)
築城者:豊臣秀吉の重臣・生駒親正(いこまちかまさ)
主な城主:生駒親正、生駒正俊、山崎家治、京極高和
史跡:国の史跡
文化財:天守(御三階櫓)、大手一の門、大手二の門が国の重要文化財
備考:石垣の美しさでも知られる城で、「扇の勾配」と称される北側の石垣は、高さ50m余り、裾は緩やかに曲線を描き、上部に向かって、垂直に近い状態に反っています
引田城(ひけたじょう)|続日本100名城
所在地:香川県東かがわ市引田
築城年:近世城郭=天正15年(1587年)
築城者:豊臣秀吉の重臣・生駒親正(いこまちかまさ)
主な城主:生駒親正
史跡:国の史跡
遺構:自然石を積んだ野面積み(のずらづみ)の石垣
備考:東讃地方の支城として利用されていましたが、元和元年(1615年)、元和の一国一城令により、廃城に
ボランティアガイドの案内での探勝も可能
香川県三大名城とは!? | |
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