福岡県福岡市東区、博多湾と玄界灘をへだてる半島、通称「海の中道」に広がる国営公園が、国営海の中道海浜公園。面積350haの広大な敷地は花のエリア、芝生のエリア、自然体験のエリア、遊びのエリア、博多湾のエリア、玄界灘のエリア、リゾートエリアなどに分かれています。
春のネモフィラ、秋のコキアで有名
戦前は、国内最大規模の民間飛行場の福岡第一飛行場(昭和11年6月1日開港)があった場所で、福岡 〜 那覇〜 台北、東京〜福岡〜京城〜新京などの航空路線がありました(滑走路などがあったのが、現在の福岡空港奈多ヘリポート一帯)。
戦後はアメリカ軍に接収され「ブレディ飛行場」(Brady Air Base)として使われていましたが、昭和47年にその一部が返還されたことから、昭和56年10月20日に全国で5番目の国営公園として開園(第1期開園)。
JR香椎線・海ノ中道駅の博多湾側が玄関口ともなるリゾートエリアで、「マリンワールド海の中道」、マリーナ、高速船「うみなかライン」の発着所、リゾートホテルの「ザ・ルイガンズ スパ&リゾート」があります。
遊びのエリアには遊園地の「ワンダーワールド」を中心に、大芝生広場やサイクリングコース、250種の草花が咲き誇る「シンフォニーガーデン」、春220品種1800株、秋170品種1200株が咲き誇るバラ園、50種500点の動物が暮らし、ポニー乗馬やリスザルなどへの餌やり体験も可能な「動物の森」など、自然を活かした施設が点在。
なかでも高さ62.5mの大観覧車はチビッ子たちに人気。
毎年夏には全長約100mのファイヤードラゴンや流水プール、足湯や露天風呂を備える「サンシャインプール」も営業。
大芝生広場に広がる花の丘は、春(3月下旬〜4月)の120万本のネモフィラ、秋(10月中旬~10月下旬)のコキアで有名(西口・西サイクリングセンター口が最寄り)。
東端の博多湾側にはカモ池やドグラン、BBQが楽しめるデイキャンプ場、展望デッキのある環境共生の森も点在。
玄界灘側には博多湾エリアとをつなぐ絶景の「うみなかみらい橋」や海の松原が続いています。
安田産業汽船の高速船「うみなかライン」(博多ふ頭第1ターミナル〜海の中道、ももち〜海の中道)の海の中道桟橋も、マリンワールドまで徒歩1分の便利な場所にあります。
国営海の中道海浜公園 | |
名称 | 国営海の中道海浜公園/こくえいうみのなかみちかいひんこうえん |
所在地 | 福岡県福岡市東区西戸崎18-25 |
関連HP | 国営海の中道海浜公園公式ホームページ |
電車・バスで | JR海ノ中道駅からすぐ |
ドライブで | 福岡都市高速香椎浜ランプから約9km |
駐車場 | 3000台/有料 |
問い合わせ | 海の中道管理センター TEL:092-603-1111/FAX:092-603-1199 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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