河内藤園

福岡県北九州市八幡東区にある藤の花園が河内藤園。1850坪を誇る、藤棚と藤の花トンネルは、 4月下旬～5月中旬に見頃を迎え、アメリカのニュース専門放送局CNNの「日本の最も美しい場所31選」に選出されたことで、さらに注目を集めるようになっています。

手入れされた藤のトンネルと藤棚が見事！

昭和52年4月開園した花園。
創設者である樋口正男氏が小学生の頃に読んだ本に感銘を受け「俺も何か一つこの世に生きた証を残したい」という夢を実現したもの。
昭和43年に長男とふたりで開墾を始め、昭和2年の河内ダム建設の際、ダム湖である河内貯水池の湖底に沈むこととなった河内村から1本の藤の木を移植し、大切に育てて増やしたのです。

野田長藤、口紅藤、赤紫、紅、白、八重、長、中、短など22種、約100万本の藤の花が咲きますが、長さ80mと110m、2つある藤の花トンネル、野田長藤が咲く1000坪の藤棚が絶景スポットになっています。
見頃をすぎると花が落ちるため、わずか10日間ほどで見頃は終わってしまいますが、手入れは通年必要で、手間ひまかけた藤棚なのです。

春の藤が有名ですが、700本のカエデやモミジが色づく秋（11月中旬〜12月上旬頃）も紅葉も楽しめるスポットとして地元では有名（例年の紅葉の見頃は11月下旬頃）で紅葉時期の開園も行なわれています。

ペット同伴での入園は不可。