焼ノ峠古墳

焼ノ峠古墳

福岡県朝倉郡筑前町四三嶋(しそじま)にある国の史跡に指定される古墳が、焼ノ峠古墳。城山から北にのびる尾根上、標高56mに、3世紀後半(古墳時代前期)に築かれた墳丘長38.8mの前方後方墳。九州には珍しい前方後方墳のひとつで、九州最大規模を誇っています。

九州最大の前方後方墳

焼ノ峠古墳
焼ノ峠古墳

埋葬施設は後方部中央にありますが、まだ発掘調査が行なわれていません。
当時この一帯を治めていた首長の墓だと推測されています。
一帯は8400万をかけて古墳公園として整備され、墳丘に上る階段も用意。
墳丘上からの景観もなかなかなので、見学にも最適な古墳。

前方後方墳は、大安場古墳など東北地方(墳丘長83m/福島県郡山市)、八幡山古墳(130.0m/群馬県前橋市)などの関東、浅間古墳(98m/静岡県富士市)などの東海北陸地方、西山古墳(日本最大の183m/奈良県天理市)、山代二子塚(94m/島根県松江市)などの関西に多く、九州では焼ノ峠古墳のほか、赤坂古墳(佐賀県鳥栖市)、出居塚古墳(長崎県対馬市)くらいで、稀な古墳です。

焼ノ峠古墳
名称 焼ノ峠古墳/やきのとうげこふん
所在地 福岡県朝倉郡筑前町四三嶋239−115
関連HP 筑前町公式ホームページ
ドライブで 大分自動車道筑後小郡ICから約3km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 筑前町文化財調査事務所 TEL:0946-42-3121
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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