金神社

金神社

岐阜県岐阜市、岐阜駅にほど近い岐阜市街の真ん中に鎮座するのが金神社(こがねじんじゃ)。社伝によれば、起源は135年といわれる古社で、平安時代の『美濃国内神名記』に「正三位 金大神」と記されています。財宝・金運招福だけでなく、開運厄除けなどにもご利益があるとか。

金運招福のパワースポットは、岐阜の真ん中に!

金神社

伊奈波神社の祭神の五十瓊敷入彦命(いにしきいりびこのみこと)、その妃である淳熨斗媛命(ぬのしひめのみこと)など4柱が祀られ、古来、財宝・金運招福、商売繁盛、産業繁栄の神として、信仰されています。
五十瓊敷入彦命は美濃開拓伝承の神で、私財を投じて地域の発展に寄与したことが「財をもたらす金大神」となったゆえんとか。
物部臣賀夫良命(もののべのおみかぶらのみこと)の時代から金大神として祀られるとされていますが、日本武尊(ヤマトタケル)の父、景行天皇の時代ということになるので、まさに神代(かみよ)の時代ということに。
歴史学的には弥生時代後期ということになってしまいます。

境内そばに小円墳が1基あり、付近一帯から多数の須恵器の破片が出土、一帯は古墳時代から栄えていたことがわかるので、弥生時代後期からの霊域だったのかもしれません。

藩政時代(近世)には、美濃国厚見郡加納(現在:岐阜県岐阜市加納)を本拠とする加納藩主の尊崇を受け、繁栄しました。
現存する本殿は昭和63年造営されたもの。
毎年4月の『岐阜まつり』は、伊奈波神社、金神社、橿森神社の例祭です。

授与品も多数あり、四つ葉のクローバーをあしらった「しあわせ絵馬」もユニーク。
また、毎月最終金曜、月に1日だけの特別な金(こがね)の日。
この日ばかりは、御朱印の社名を普段墨文字から金(こがね)色字に替えています。

金神社会館の地下には「自家焙煎珈琲 cafe 旅人の木」も営業。

金神社
名称 金神社/こがねじんじや
所在地 岐阜県岐阜市金町5-3
関連HP 金神社公式ホームページ
電車・バスで 名鉄新岐阜駅から徒歩15分
ドライブで 東海北陸自動車道岐阜各務原ICから約9km。または、一宮木曽川ICから約12km
駐車場 境内駐車場(30台/無料)
問い合わせ 金神社 TEL:058-262-1316
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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