猿啄城展望台

猿啄城展望台

岐阜県加茂郡坂祝町の城山(265m)の山頂にある中世の城跡を利用した展望台が猿啄城展望台(さるばみじょうてんぼうだい)。平成9年に坂祝町誕生100周年を記念して、城山山頂に築かれた展望台で、日本ラインと呼ばれる木曽川の景勝地を眼下にします。

駐車場から徒歩30分で猿啄城展望台

猿啄城展望台
2層になった望楼風展望台

永禄8年(1565年)、丹羽長秀を総大将とする織田信長軍の東美濃攻略で、落城(城主は多治見修理亮)するまで、木曽川の要衝に位置する城でしたが、織田信長軍の河尻秀隆(かわじりひでたか)が猿啄城城主となり、勝山城と改称。
1575年(天正2年)、河尻秀隆が岩村城に移り、廃城となっています。

国道21号勝山交差点が猿啄城展望台駐車場への入り口。
坂祝バイパスからだとわかりづらいので、国道21号の旧道からアプローチするのがおすすめです。
駐車場は第1と第2の2ヶ所(駐車場の台数が少ないので、多客期には注意が必要)。
そこから山道を30分ほど登ることになります。
山頂には車道が通じていないのに、2層の望楼風展望台が建っていて、驚くばかりです。

晴れた日には、恵那山、中央アルプス、御嶽山、白山、伊勢湾、名古屋ツインタワーまで眺望できます。

猿啄城展望台
名称 猿啄城展望台/さるばみじょうてんぼうだい
所在地 岐阜県加茂郡坂祝町勝山934-1
関連HP 坂祝町公式ホームページ
ドライブで 東海環状自動車道美濃加茂ICから約9km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 坂祝町総務課 TEL:0574-26-7111/FAX:0574-27-1808
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
日本ライン

日本ライン

岐阜県美濃加茂市から坂祝町、可児市(かにし)を経て各務原市(かがみがはらし)、愛知県犬山市に至る木曽川の流れが日本ライン。『日本風景論』の著者で地理学者・志賀重昂(しがしげたか)が、大正3年、木曽川の川下りを楽しみ、その景観がライン河に似て

 

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