小杉大仏(蓮王寺)

小杉大仏(蓮王寺)

富山県射水市にある高野山真言宗の古刹、鷹尾山蓮王寺(れんのうじ)。建立は平安時代という丈六阿弥陀如来(木造大仏)は、高岡大仏、庄川大仏と並び、「越中三大仏」に数えられています。戦国時代、長尾為景(ながおためかげ)の戦火で頭部と手を除いて消失。頭部と手は創建当時のものですが、胴体は江戸時代の復元。

越中守・佐伯有若が創建という伝承も

大宝元年(701年)、越中守・佐伯有若(さえきありわか=立山開山伝説に登場する佐伯有頼の父)が、立山開山に由来する「鷹」の供養のために行基を招いて七堂伽藍を建立したとも伝えられます。
佐伯有頼が立山を開山したという伝承が有名ですが、最も古い鎌倉時代の「立山開山縁起」である『伊呂波字類抄』には、佐伯有若自体が開山したと記されています。
ただし、佐伯有若は、延喜5年(905年)に従五位下越中守に就任しているので、行基創建という伝承とは不一致に。
鷹寺と呼ばれるように、立山信仰とは密接な関係があったと推測できます。

小杉大仏は、台座をあわせた高さは5m、木造仏としては富山県内最大を誇っています。
寺宝として銅造地蔵菩薩立像、千躰不動明王や越中瀬戸焼の香炉があり、蓮王寺の歴史を物語っています。

名称 小杉大仏(蓮王寺)/こすぎだいぶつ(れんのうじ)
所在地 富山県射水市三ケ高寺1597
関連HP 小杉大仏(蓮王寺)公式ホームページ
電車・バスで JR小杉駅から徒歩10分
ドライブで 北陸自動車道小杉ICから約5.5km
駐車場 30台/無料
問い合わせ TEL:0766-55-0157/FAX:0766-55-1163
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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