岐阜県高山市にあるJR高山本線の駅が、上枝駅(ほずええき)。JR東海を代表する難読駅名で、徳永ゆうきの歌う『恋は難読駅名』(作詞:長久允、作曲:吉田ゐさお/平成28年、難読駅名を自身のTwitterで募集し、YouTubeで発表)の冒頭にも「ほづえつく」として登場。
かつての上枝村玄関駅は、乗降客も少ない無人駅に
昭和9年10月25日、高山本線の飛騨小坂駅(ひだおさかえき)〜坂上駅(さかかみえき)間開通で開業した駅で、上枝駅という駅名は、岐阜県大野郡上枝村(ほずえむら)の玄関口だったことに由来しています。
上枝村自体も、天領時代(江戸時代)の川上郷、三枝郷という郷の名を合わせて、明治22年7月1日、清見村の一部が分村するかたちで誕生した村名です。
昭和18年4月1日、高山市に編入され村としての名前は消えましたが、駅名としてその名を後世に伝えています。
開業当時の木造駅舎が現存、相対式ホーム2面2線で跨線橋がホームを結んでいます(高山駅管理の無人駅)。
駅前にも商業施設がなく、上枝駅の乗車人数も1日十数人です。
上枝駅 | |
名称 | 上枝駅/ほずええき |
所在地 | 岐阜県高山市下切町 |
ドライブで | 中部縦貫自動車道高山ICから約2.5km |
駐車場 | 2台/無料 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag