群馬県草津市、草津温泉街の西、西の河原公園にある約500平方メートルもの大露天風呂(湯船は男女別)で、季節によって、また時間帯によってそれぞれ趣ある入浴が楽しめる天然温泉。毎分6200リットルと草津一の湯量を誇る万代鉱源泉の湯を使用しています。
国立公園の特別保護地域に露天風呂が
昭和45年に万代硫黄鉱山の坑道から噴出した万代鉱源泉(毎分6200リットル/源泉温度95度=プレート式熱交換機で55度に下げて西の河原露天風呂、御座之湯、大滝乃湯や宿泊施設に給湯)は、草津一の湧出量を誇っています。
万代硫黄鉱山の坑内で大量の高温温泉が噴出、抑止することができずに鉱山自体はは放棄されたのですが、昭和50年に万代鉱源泉の活用を開始したのです。
男女別にはなっていますが、簡単な囲いが施されるだけという、とっても開放的なシチュエーション。
しかも一帯は、上信越高原国立公園の特別保護地域。
岩が配され、周囲の緑がまぶしい、大自然に抱かれた露天風呂といった感じ。
脱衣所、ロッカー、トイレが完備する他、タオルの販売も。
泉質は、酸性塩化物硫酸塩温泉で、pHはなんと1.5(湯畑は2.1)。
殺菌・抗炎症作用の強い万代鉱源泉ですが、成分がパワフルのため妊娠中の人は入浴不可です。
毎週金曜は男性露天風呂が混浴に!
ちなみに、混浴が許される群馬県、この西の河原露天風呂も毎週金曜日17:30~20:00(最終入館は19:30)を「混浴の日」(男性露天風呂が混浴)としています(一部除外する日があります)。
ライトアップされた丸山を眺めながらの入浴を楽しむことができます。
女性露天風呂は通常通り営業ですが、女性露天風呂から男性側の湯船には出入りすることができるシステム(万座プリンスホテルなどと同様です)。
女性用の湯あみ着レンタル(有料)も用意。
男性には混浴タイムに限り、湯あみ着を無料で貸し出され、着用の上での入浴が義務付けられています。
西の河原露天風呂 | |
名称 | 西の河原露天風呂/さいのかわらろてんぶろ |
所在地 | 群馬県吾妻郡草津町草津 |
関連HP | 草津観光公社公式ホームページ |
電車・バスで | JR長野原草津口駅からJRバス草津温泉・白根火山行きで25分、草津温泉下車、徒歩10分 |
ドライブで | 関越自動車道渋川伊香保ICから約56km |
駐車場 | 天狗山第1駐車場(150台/無料) |
問い合わせ | 西の河原露天風呂 TEL:0279-88-6167 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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