榛名湖メロディーライン

榛名湖メロディーライン

群馬県渋川市、伊香保温泉と榛名湖畔を結ぶ、伊香保榛名道路・群馬県道33号(渋川松井田線)途中にあるのが榛名湖メロディーライン。280mにわたって道路に小さな溝が刻まれ、時速50km/h程度で走るとスイス民謡の『静かな湖畔』が流れる仕組みです。表示があるのでお見逃しなく。

法定速度で走れば『静かな湖畔』が流れる!

榛名湖メロディーライン

アスファルト舗装の表面を加工し、高い音の部分(溝と溝との間が狭い部分)と低い音の部分(溝と溝との間が広い部分)を走ると走行音が、メロディーとして聞こえるという超ユニークな道路は、群馬県前橋市に本社のある末広産業の特許技術(PAT-1807702)、音響道路を使ったもの。

時速50km/hで走行すると、280mの道路がスイス民謡『静かな湖畔』を生み出す仕組み。

群馬県内では群馬県道94号東御嬬恋線(嬬恋村)の『雪山讃歌』、国道292号(草津町)の『正調草津節』、国道462号(神流町)の『こいのぼり』、国道353号(前橋市)の『チューリップ』、国道122号(桐生市・みどり市)の『うさぎとかめ』、国道299号(上野村)の『うれしいひなまつり』、群馬県道36号渋川下新田線(高山村)の『星に願いを』、国道353号(中之条町)の『いつも何度でも』、国道291号(みなかみ町)の『四季の歌』と10ヶ所ものメロディーラインがあり、群馬県はメロディーラインの王国になっています。
昭和63年、足立雅弘前社長がアメリカの道路で体験した、居眠り防止用の「ブー」という音をヒントに、開発を開始し、平成5年に特許を取得しています(道路の溝を利用して音楽を奏でる最初の特許で、類似の特許に篠田興業と北海道立総合研究機構の「メロディーロード」があります)。

榛名湖メロディーライン
榛名湖メロディーライン
名称 榛名湖メロディーライン/はるなこめろでぃーらいん
所在地 群馬県高崎市榛名湖町
関連HP 群馬県公式ホームページ
ドライブで 関越自動車道渋川伊香保ICから約19km
問い合わせ 群馬県県土整備部道路管理課 TEL:027-223-1111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
伊香保榛名道路

伊香保榛名道路

群馬県渋川市、渋川市街〜伊香保温泉〜榛名湖を結ぶ群馬県道33号(渋川松井田線)はかつての有料道路、伊香保榛名道路の榛名区間。昭和37年10月26日に開通し、昭和56年9月1日に無料化されるまで、伊香保区間、榛名区間に分かれる有料道路でした。

 

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