1月2日~1月3日、箱根町で『東京箱根間往復大学駅伝競走大会』が通過します。新春の箱根路を駆け抜ける箱根駅伝は、大正9年に東京高等師範(現筑波大)、明大、早大、慶大の4校が参加して行なわれた第1回大会以来、長い歴史の中で数多くの名勝負・名場面を生み出しています。
5区の山登り、6区の山下りを応援しよう!
箱根駅伝の人気は年々高まり、箱根湯本や宮ノ下や芦ノ湖湖畔の国道1号線沿道は 、学生たちに声援を送る観客で賑わいます。とくに今年は5区の山登り区間を誰が制するのか、新たなる「山の神」が現れて、青山学院大学の優勝を脅かすのかに注目が集まっています。
高低差800m以上におよぶ山登り(小田原中継所から国道1号線最高点までの標高差は845m)を制する大学が総合優勝に大きく近づくことは近年の駅伝の常識に。
第93回大会から5区の山登りの軽減策で5区が23.2kmから20.8kmになり、4区が2.4km増やされています。
往路のトップチームの通過予想タイムは小田原中継所12:22、12:30箱根町役場前、12:35環翠楼、12:47大平台駅、12:54宮ノ下交差点、13:19曽我兄弟の墓、13:32恩賜公園入口、13:35芦ノ湖ゴール。
小田原中継所は風祭駅徒歩2分のかまぼこ博物館前。
往路(1月2日)=東京・大手町8:00発→湯本→小涌園→箱根芦ノ湖畔駐車場13:30頃着。
復路(1月3日)=箱根芦ノ湖畔駐車場8:00発→小涌園8:28→箱根湯本駅前8:50→小田原中継所9:00頃~国府津駅付近9:25。東京・大手町13:30頃着。
箱根駅伝5区
箱根の山の標高差800mを一気に駆け上がり、最後4.5kmは逆に下る難コース。同じコースを走る箱根登山バスに乗っても、うなりを上げて上る現代の国道1号箱根越えの難関です。
国道1号最高所までの長い登りが終わると最後には芦ノ湖の湖畔への下りが待っています。実はこの下りがランナーにとっては厄介な場所。
第88回大会は脱水症状に苦しんだ東農大が大ブレーキ。第89回は風速21mを超える暴風で城西大と中央大が相次ぎ低体温症と脱水症で途中棄権、さらに第91回は駒澤大の馬場翔大が低体温症でブレーキ。第92回は明治大の籔下響大がやはり低体温症でブレーキとなり、伝統校の明治は、今年、予選会からの出場。
往路で10分以上遅れをとると復路・芦ノ湖一斉スタートとなります。
宮ノ下、小涌園前などが人気の応援スポットです。
箱根駅伝6区
芦ノ湖をスタートし最初の4.5kmを上り切ると、あとは一気に標高差840mの山下りが始まります。最速100m14秒台というハイスピードでの下りだけに膝への負担も想像以上です。下りで危険を伴うこと、また早朝で気温の上昇も少ないことから、給水はありません。
宮ノ下、小涌園前などが人気の応援スポットです。
箱根駅伝芦ノ湖折り返し地点 | |
所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町箱根167 |
関連HP | 箱根駅伝公式サイト |
電車・バスで | 箱根登山鉄道箱根湯本駅から箱根登山バス、伊豆箱根バス箱根町行きで40分、終点下車、徒歩1分 |
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