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初詣 人気&人出 ランキング 全国ベスト20

初詣

正月3が日に初詣に出かける人の数は、延べ1億人ともいわれていますが、その人気ランキング(人出ランキング) の全国ベスト20を紹介します。2009年以降、警察庁が発表を取りやめたため、寺社の発表などを含めた推計値。明治神宮(東京都)、成田山新勝寺(千葉県)川崎大師平間寺(神奈川県)のトップ3は不動です。

1位 明治神宮(東京都) /例年の人出:318万人前後

所在地:東京都渋谷区代々木神園町1-1
主祭神:明治天皇と昭憲皇太后
創建:大正9年
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭
新年除災招福祈願を受付、干支が描かれた土鈴と絵馬を授与

明治神宮

大正9年11月1日に創建した明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社。東京都渋谷区にあり、毎年正月の参拝客数は300万人を超えて日本一を誇っています。神社としては新しいものですが、全国から寄せられた献木が歳月を経て鬱蒼とした森へと成長し、境内は昼でも

第2位 成田山新勝寺(千葉県)/例年の人出:311万人前後

所在地:千葉県成田市成田1
宗派・本尊:真言宗智山派(大本山)・不動明王(大聖不動明王)
創建:天慶3年(940年)
正月三が日行事:1月1日=元朝大護摩供、新春航空安全祈願祭(成田国際空港)、新春大祈祷会(~28日)平和大塔特別祈祷会(~28日)
護摩祈祷、厄除けお祓いを実施、正月限定の初詣開運御守、守護矢などを授与

成田山新勝寺

高幡山金剛寺(高幡不動尊)、雨降山大山寺(大山不動尊)と並び、関東三大不動に数えられるのが成田山新勝寺。真言宗智山派の大本山で、開山は天慶3年(940年)。新皇を名乗り反乱軍を起こした平将門(たいらのまさかど)の乱を平定後、朱雀天皇(すざく

第3位 川崎大師平間寺(神奈川県)/例年の人出:308万人前後

所在地: 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
宗派・本尊:真言宗智山派(大本山)・弘法大師
創建:大治3年(1128年)
正月三が日行事:1月1日=元朝大護摩供(がんちょうおおごまく)
お護摩修行、自動車交通安全祈願なども行なわれます

川崎大師平間寺

厄除弘法大師といわれる川崎大師平間寺(正式名は金剛山金乗院平間寺)。成田山新勝寺、高尾山薬王院とともに、関東三山のひとつ。真言宗智山派の大本山で、総本山は京都の智積院。寺伝によれば1128(大治3)年、尾張出身の平間兼乗(ひらまかねのり)が

第4位 浅草寺(東京都)/例年の人出:293万人前後

所在地:東京都台東区浅草2-3-1
宗派・本尊:聖観音宗(本山)・聖観世音菩薩(絶対秘仏)
創建:推古天皇36年(628年)
正月三が日行事:12月31日~1月6日=修正会(しゅしょうえ)、1月1日~1月7日= 新年大祈祷会(しんねんだいきとうえ)
元旦から7日に限り「開運厄除札」、「愛染宝弓」を授与

浅草寺

東京都台東区浅草(あさくさ)にある東京で最古の寺が浅草寺(せんそうじ)。本尊は聖観世音菩薩で浅草観音とも通称されています。浅草のシンボル雷門から参道の仲見世を抜けると宝蔵門、左手には五重塔、そして正面に大本堂があります。今も「浅草の観音様」

第5位 伏見稲荷大社(京都府)/例年の人出:250万人前後

所在地:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
主祭神:稲荷大神(宇迦之御魂大神ほか4柱の総称)
創建:和銅年間(708年〜715年)
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭
1月1日〜1月2日は終日授与所開所

伏見稲荷大社

社伝によれば、渡来系・秦氏族の秦伊呂巨具(はたのいろこぐ)によって和銅4年(711年)創建という古社で、平成23年に鎮座1300年を迎えたのが京都・伏見に鎮座する伏見稲荷大社。稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体が神域。商売繁盛を祈願する全国

第5位 鶴岡八幡宮(神奈川県)/例年の人出:250万人前後

所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
主祭神:八幡神(応神天皇・比売神・神功皇后)
創建:康平6年(1063年)
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭、1月3日=元始祭
1月1日〜1月3日は終日授与所開所

鶴岡八幡宮

鎌倉幕府を開いた源頼朝が創建した由緒ある古社が鶴岡八幡宮。もとは康平6年(1063年)、相模守となった源頼義が、材木座に京の石清水八幡宮を勧進したのが始まり。その後、鎌倉に居を構えた頼朝が治承4年(1180年)10月12日に現在地に若宮を建

第7位 住吉大社(大阪府)/例年の人出:234万人前後

所在地:大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
主祭神:底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと)・神功皇后(じんぐうこうごう)
創建:神功皇后摂政11年
正月三が日行事:1月1日=若水の儀・元旦祭、1月3日=元始祭

住吉大社

大阪市住吉区に鎮座する住吉大社は、社伝によれば、神功皇后が朝鮮半島の新羅に出兵した際に住吉三神を祀ったことに始まるという古社。全国2300の住吉社の総本社で摂津国一の宮にもなっています。古代の大阪港である住吉津、難波津からの航海を守る神様で

第8位 熱田神宮(愛知県)/例年の人出:230万人前後

所在地:愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
主祭神:熱田大神(あつたのおおかみ)、三種の神器のひとつである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る
創建:仲哀天皇元年
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭、1月3日=元始祭

熱田神宮

伊勢神宮に次ぐ社格の大宮で、三種の神器(さんしゅのじんぎ)のひとつ、草薙御劔(草薙神剣=くさなぎのみつるぎ)を祀っている名古屋の古社。総面積19万haの敷地内には、空海(弘法大師)の手植えと伝わる樹齢1000年の市内最大の楠木など巨木が茂り

第9位 武蔵一宮氷川神社(埼玉県)/例年の人出:210万人前後

所在地:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
主祭神:須佐之男命 (すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命 (おおなむちのみこと)
創建:第5代孝昭天皇3年
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭、1月2日=日供始祭、1月3日=元始祭

武蔵一宮氷川神社

社伝によれば2400年前に創建されたと伝わる古社が埼玉県さいたま市の武蔵一宮氷川神社(むさしいちのみやひかわじんじゃ)。武蔵国(埼玉県、東京都)周辺に数多い氷川神社の総本社です。社名の氷川(ひかわ)は、出雲肥河(斐伊川)の川上に鎮座する杵築

第10位 太宰府天満宮(福岡県)/例年の人出:200万人前後

所在地:福岡県太宰府市宰府4-7-1
主祭神:菅原道真公
創建:延喜19年(919年)
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭、1月3日=元始祭
三が日は24時間開門、吉例の『鷽替え神事』は1月7日に執り行なわれます

太宰府天満宮

延喜元年(901年)、藤原時平らの陰謀によって右大臣から大宰府(だざいふ)の権帥(ごんのそち)に左遷させられた菅原道真は、延喜3年(903年)年2月25日、大宰府の南館(現・榎社)で没しています。その墓所に建てられたのが、この太宰府天満宮。

第11位 宮地嶽神社(福岡県)/例年の人出:150万人前後

所在地:福岡県福津市宮司元町7-1
主祭神:神功皇后(じんぐうこうごう/三韓征伐出発の地)
創建:神功皇后の時代
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭
JR福間駅より、特別送迎車を準備

宮地嶽神社

福岡県福津市にある神功皇后(じんぐうこうごう=『日本書紀』に記載の仲哀天皇の皇后、新羅遠征の折りに当地に滞在したという伝承があります)を主祭神とする古社が宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)。大注連縄、大太鼓、大鈴の3つの日本一で知られ、嵐を使

第11位 生田神社(兵庫県)/例年の人出:150万人前後

所在地:兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
主祭神:稚日女尊(わかひるめのみこと=稚く瑞々しい日の女神)
創建:神功皇后元年(201年)
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭、1月2日=日供始祭・翁面掛け神事(にっくはじめさい・おきなめんかけしんじ)、1月3日=元始祭
守護矢や干支の置物などを授与

生田神社

兵庫県神戸市にある「神戸」という地名の語源となった古社が生田神社(いくたじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載の古社で、神功皇后の三韓外征の帰途、神戸沖で船が進まなくなり、占いを行なったところ稚日女尊(わかひるめのみこと)が現れ

第13位 豊川稲荷(愛知県)/例年の人出:134万人前後

所在地:愛知県豊川市豊川町1
宗派・本尊:曹洞宗(正式名は円福山豊川閣妙厳寺)、千手観音・吒枳尼真天(だきにしんてん=鎮守で稲荷信仰と習合)
創建:嘉吉元年(1441年)
正月三が日行事:1月1日=祝祷諷經、1月1日〜1月15日=初詣

豊川稲荷

豊川稲荷の名前で知られていますが、正式名称は妙厳寺(みょうごんじ)という曹洞宗(禅宗)の寺。豊川稲荷は、1441(嘉吉元)年に東海義易(とうかいぎえき)禅師が妙厳寺を建立した際に、鎮守として豊川荼枳尼真天(とよかわだきにしんてん=豊川稲荷)

第14位 湊川神社(兵庫県)/例年の人出:115万人前後

所在地:兵庫県神戸市中央区多聞通3-1-1
主祭神:贈正一位橘朝臣正成公(楠木正成=湊川の戦いで足利尊氏と戦い殉節)
創建:明治5年(明治の倒幕が建武の新政を理想としたため、維新後に創建)
正月三が日行事:1月1日=新春初太鼓・初神楽・歳旦祭、1月2日=初日供祭(はつにっくさい)、1月3日=元始祭

湊川神社

湊川の合戦で足利軍と戦い命を落とした楠木正成(くすのきまさしげ)を祭神に明治5年に創建された神社。湊川の合戦は、1336(建武3)年、九州から東上した足利尊氏の軍を兵庫・湊川で新田義貞・楠木正成らが迎えうった戦い。境内には湊川の合戦で戦死し

第15位 橿原神宮(奈良県)/例年の人出:110万人前後

所在地:奈良県橿原市久米町934
主祭神:神武天皇(『日本書紀』・『古事記』によれば、畝傍橿原宮を都にして日本を建国)・媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと=神武天皇の后)
創建:明治23年
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭、1月1日〜1月7日=新春初神楽祈祷、1月2日=長山稲荷社歳旦祭、1月3日=元始祭

橿原神宮

『日本書紀』の神武天皇(じんむてんのう)が畝傍山(うねびやま)の東南・橿原(かしはら)の地に宮を建てられ即位の礼を行なったという記述をもとに、畝傍山の東南麓の聖地に明治23年4月2日に創建した神社が橿原神宮。神武天皇は、九州の日向(ひゅうが

第16位 佐野厄除け大師(栃木県)/例年の人出:100万人前後

所在地:栃木県佐野市金井上町2233
宗派・本尊:天台宗(正式名は春日岡山転法輪院惣宗官寺)、如意輪観音(にょいりんかんのん)・元三大師(がんざんだいし)
創建:天慶7年(944年)
正月三が日行事:1月1日〜1月31日=厄除け方位除け祈願大祭(大晦日〜元旦は終夜受付)

佐野厄除け大師

全国的にも有名で、関東ではお正月のテレビCMでも知られるのが栃木県佐野市にある佐野厄除け大師。正式名は惣宗寺(そうしゅうじ)という天台宗の寺ですが、青柳大師(前橋市の龍蔵寺)、川越大師(川越の喜多院)とともに元三大師(がんざんだいし=良源)

第16位 八坂神社(京都府)/例年の人出:100万人前後

所在地:京都府京都市東山区祇園町北側625
主祭神:素戔嗚尊 (すさのをのみこと)・櫛稲田姫命 (くしなだひめのみこと=素戔嗚尊の妻)・八柱御子神 (やはしらのみこがみ=素戔嗚尊の8人の子)
創建:斉明天皇2年(656年)
正月三が日行事:1月1日=白朮祭(をけらまつり=をけら詣)、1月3日=元始祭・初能奉納・かるた始め式
大晦日から元旦にかけての参拝は、西楼門と北門から

八坂神社

京都市東山区祇園町にある古社が八坂神社。社伝によれば、平安遷都以前の斉明天皇2年(656年)創建と伝えられ、「祇園さん」の通称でお馴染みの全国の2300ある祇園社(八坂神社・天王神社)の総社です。遷都以前に渡来人である八坂造(やさかのみやつ

第18位 春日大社(奈良県)/例年の人出:95万人前後

所在地:奈良県奈良市春日野町160
主祭神:武甕槌命(たけみかづちのみこと=鹿島神)・経津主命(ふつぬしのみこと=香取神)・天児屋命(あめのこやねのみこと)・比売神(ひめがみ)
創建:神護景雲2年(768年)
正月三が日行事:1月1日=初太鼓・歳旦祭、1月2日=日供始式並興福寺貫首社参式、1月3日=神楽始式(かぐらはじめしき)

春日大社

全国3000におよぶ春日神社の総本社が奈良の春日大社。710(和銅3)年、藤原不比等(ひじわらのふひと)が平城京鎮護のため、鹿島神宮から武甕槌命(たけみかづちのみこと=鹿島神)の分霊を勧請し、御蓋山(みかさやま=春日山)に祀ったのが始まりと

第19位 笠間稲荷神社(茨城県)/例年の人出:81万人前後

所在地:茨城県笠間市笠間1
主祭神:宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
創建:白雉2年(651年)
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭、1月3日=元始祭
大晦にお礼参りをし、0:00を期して再び新年の参拝をする「二年参り」が盛ん
新年御祈祷祭が執り行なわれます

笠間稲荷神社

創建は651(白雉2)年という古社で、京都の伏見稲荷、九州の祐徳稲荷などと並び称される「日本三大稲荷」(豊川稲荷などを加えるなど諸説あります)に数えられるのが茨城県笠間市に鎮座する笠間稲荷神社。五穀豊穣、商売繁盛、学業達成と御利益の多いこと

第20位 伊奈波神社(岐阜県)/例年の人出:79万人前後

所在地:岐阜県岐阜市伊奈波通1-1
主祭神:五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)=岐阜の開拓神
創建:景行天皇14年
正月三が日行事:1月1日=歳旦祭、1月3日=元始祭
新年祈祷を受付(三が日は、御本殿にてご祈祷)

伊奈波神社

岐阜県岐阜市の市街中心に鎮座する伊奈波神社(いなばじんじゃ)の創建は約1900年前に遡り、神代の時代、景行天皇14年と伝わる古社。祭神は垂仁天皇第一皇子、美濃開拓の五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)。美濃国三之宮、岐阜の総産土神、水

掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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