宮地嶽神社

宮地嶽神社

福岡県福津市にある神功皇后(じんぐうこうごう=『日本書紀』に記載の仲哀天皇の皇后、新羅遠征の折りに当地に滞在したという伝承があります)を主祭神とする古社が宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)。大注連縄、大太鼓、大鈴の3つの日本一で知られ、嵐を使ったJALのCM(2016年2月放映)で「光の道」が注目されるように。

神功皇后の朝鮮出兵を今に伝える古社

宮地嶽神社の社伝によれば、神功皇后が宮地岳(標高180m)の頂で戦勝を祈願して朝鮮半島へと船出し、凱旋し、再度山頂において祠を設けて神を祀ったのが始まりと伝えられています。
神功皇后(息長足比売命/おきながたらしひめのみこと)を主祭神に、従臣の勝村大神(かつむらのおおかみ=阿部高麿) ・勝頼大神(かつよりのおおかみ=阿部助麿)の三柱を祀り、商売繁盛・交通安全・家内安全の神様として信仰を集めています。

境内最奥に位置する奥の宮不動神社(山頂古宮跡)は、6世紀末〜7世紀(古墳時代終末期)築造の円墳(宮地嶽古墳/直径34m)。
全長23mの横穴式石室をもち、高さ幅とも5mを超す大規模なもので、古墳のなかに不動尊を祀っています。
被葬者は、航海術に長けた宗像一族(むなかたいちぞく)の首長と推測され、古墳の地下からは、金の装飾が施された3.2mもの大太刀をはじめ、馬具、刀装具、瑠璃玉など、およそ300点が出土。
うち20点は国宝や国の重要文化財に指定されています。

周辺にはこの不動神社をはじめ、七福神社、稲荷神社、恋の宮(淡島神社)、万地蔵尊、三宝荒神、水神社、薬師神社の「奥の宮八社」と呼ばれる社があり、すべて参れば大願成就するとの「奥の宮八社巡り」の信仰も(それぞれの朱印が用意されています)。

正月三が日(初詣)には100万人以上の参拝者があり、九州では太宰府天満宮に次いで人出の多い神社としても知られています。
毎月、月末の深夜0:00(明けて1日)には「朔日参り」(ついたちまいり)があり、深夜にも関わらず、参拝者が多いため露店も出店します。
径2.6m、長さ11m、重さ3tの大注連縄(祈願書を封じ込め、毎年掛け替えられています)、直径2.2mの大太鼓、重さ450kgの大鈴が日本一を誇っています。

また境内は寒緋桜(開運桜)や八重桜、桃やボタン、藤やツツジなど、四季折々の花が咲く花の名所で、秋の紅葉も見事。
5月31日〜6月中旬には江戸菖蒲約100種10万株が開花し、 5月31日に執り行なわれる『江戸菖蒲初刈り神事』を皮切り『菖蒲まつり』も開催されています。

光の道

宮地嶽神社

宮地嶽神社参道のうち、「男坂」と呼ばれる延長線上に相島を眺望する西向きの参道(神社から門前町を通り宮地浜までの800mにわたる直線)は、参道の延長線上に夕日の沈む期間が、年に2回(2月下旬・10月中旬〜下旬)あり、「光の道」と呼ばれています。
2016年2月に放映された嵐のメンバー5人が出演するJALのCMで有名になり、「光の道」と呼ばれるようになったもの。
現在では10月中旬〜下旬に『夕陽の祭り』が執り行なわれ、期間中は階段が通行止めになり、観賞用の整理券が配られるほどのイベントになっています。

名称 宮地嶽神社/みやじだけじんじゃ
所在地 福岡県福津市宮司元町7-1
関連HP 宮地嶽神社公式ホームページ
電車・バスで JR福間駅から徒歩25分。または、バス、タクシーで5分
ドライブで 九州自動車道古賀ICから約9km、若宮ICから約15km
駐車場 600台/無料、初詣期間中は臨時駐車場開設(交通規制が実施されるため注意を)
問い合わせ TEL:0940-52-0016/FAX:0940-52-1020
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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