福岡三社詣

福岡三社詣

正月の初詣として、三つの神社を詣でる三社詣は西日本で行なわれ、とくに九州地方で盛んです。なかでも人気の三社詣が「福岡三社詣」で、筥崎宮(福岡市)、宮地嶽神社(福津市)、太宰府天満宮(太宰府市)を巡るもので、今も多くの巡礼者がいます。筥崎宮は、日本三大八幡宮。太宰府天満宮は「天満宮の総本社」とも。

筥崎宮

所在地:福岡県福岡市東区箱崎1-22-1
主祭神:応神天皇
創建:延喜21年(921年)
社格:式内社(名神大社)、筑前国一之宮

筥崎宮

筥崎宮

宇佐神宮、石清水八幡宮とともに日本三大八幡宮のひとつに数えられる福岡市に鎮座する古社が筥崎宮(はこざきぐう)。平安時代初期の延喜21年(921年)、醍醐天皇が神託により大陸・玄海灘に面した地に、国家鎮護のため壮麗な社殿を建立。延長元年(92

宮地嶽神社

所在地:福岡県福津市宮司元町7-1
主祭神:息長足比売命(おきながたらしひめのみこと=神功皇后)
創建:神功皇后の時代(社伝)
社格:全国に鎮座する宮地嶽神社の総本宮

宮地嶽神社

宮地嶽神社

福岡県福津市にある神功皇后(じんぐうこうごう=『日本書紀』に記載の仲哀天皇の皇后、新羅遠征の折りに当地に滞在したという伝承があります)を主祭神とする古社が宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)。大注連縄、大太鼓、大鈴の3つの日本一で知られ、嵐を使

太宰府天満宮

所在地:福岡県太宰府市宰府4-7-1
主祭神:菅原道真
創建:延喜19年(919年)
社格:日本三大天神、全国天満宮の総本社

太宰府天満宮

太宰府天満宮

延喜元年(901年)、藤原時平らの陰謀によって右大臣から大宰府(だざいふ)の権帥(ごんのそち)に左遷させられた菅原道真は、延喜3年(903年)年2月25日、大宰府の南館(現・榎社)で没しています。その墓所に建てられたのが、この太宰府天満宮。

掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ