姫路城・備前門

備前丸の入口にあるので備前門と通称されていますが、江戸時代の正式名称は東入口門。築城当初、池田家が城主だった時代には備前丸に城主の居館(本丸御殿)があったことから、備前丸防備の要として機能した門です。居館のなかでも御台所や御料理之間に近いという位置関係から勝手口的な役割を担っていたと推測できます。

備前丸防備の要の櫓門は、池田時代には御殿の台所門だった

姫路城之図・備前門

明治15年の火災で備前丸の建物群とともに階上の渡櫓の部分が焼失しており、現在の建物は昭和38年の解体修理の際に復元されたもの。
隣接する折廻櫓(おれまわりやぐら)とともに国の重要文化財に指定されています。

2階部分で隣接の折廻櫓(おれまわりやぐら)と行き来できるようになっています。
櫓部分には槍落(やりおとし)が設けられ、門をくぐる敵兵を上から攻撃できる仕組みになっています。

門を入る時には、向かって右手に縦長の石があることに注目を。
実はこの石、古墳の石棺(古墳に埋葬された豪族を入れた石の棺)を転用したもの。

本当の備前門は外曲輪に!?
本来の備前門(姫路市魚町71)は、実は姫路城の西側外堀に面した門で、備前(岡山)方面に向かう西国街道の出入口のため備前門と呼ばれていましたが、1830(文政3)年、酒井忠道が町名をとって福中門と改めています。
姫路城で中堀と外堀の間に位置する外曲輪(そとぐるわ)の門でしたが、明治時代に小学校建設のため壊され、現存していません。

姫路城・備前門 DATA

名称 姫路城・備前門/ひめじじょう・びぜんもん
Bizenmon Gate,Himeji Castle
所在地 兵庫県姫路市本町68
関連HP 姫路城公式ホームページ
電車・バスで JR・山陽電鉄姫路駅から徒歩15分
ドライブで 山陽自動車道山陽姫路東ICから約6km
駐車場 市営大手門駐車場(600台)、市営姫山駐車場(250台)、市営城の北駐車場(150台)/有料
問い合わせ 姫路城管理事務所TEL:079-285-1146/FAX:079-222-6050
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

姫路城

2017.12.07
 

 

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プレスマンユニオン編集部

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