兵庫県赤穂市御崎(みさき)を巡る遊歩道が、赤穂御崎海岸遊歩道。もともとは3つの岬(崎)があることから、三崎という名が生まれ、先端に古社・伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)が鎮座し、昔から景勝地として知られる地で、恋人の聖地、日本の夕陽百選にも認定されています。
突端にはトンボロ現象の岩礁、畳岩も!
絵師で蘭学者の司馬江漢(しばこうかん)は、天明8年(1788年)に江戸から長崎へと旅する途中に赤穂に入り、「赤穂塩日本第一也」と記していますが、塩田の東に位置する赤穂御崎にも立ち寄っています。
伊和都比売神社鳥居前が、一望の席と呼ばれる展望地で、赤穂御崎海岸遊歩道の起点。
その東側、御崎の突端部が畳岩です。
満潮時には島になりますが、干潮時には陸続きとなる岩礁です(トンボロ現象)。
赤穂御崎海岸遊歩道は東の福浦海水浴場、大浦海岸へと続き、福浦海水浴場近くから東御崎展望台へと寄り道もできます。
昭和45年には、塩田の跡地開発とともに、赤穂御崎温泉が開削され、近年では「よみがえりの湯」と呼ばれています。
風光明媚な景観が「日本のナポリ」と呼ばれ、伊和都比売神社の社前のきらきら坂では古民家再生でカフェなどが誕生。
赤穂御崎海岸遊歩道 | |
名称 | 赤穂御崎海岸遊歩道/あこうみさきかいがんゆうほどう |
所在地 | 兵庫県赤穂市御崎 |
関連HP | 赤穂観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR播州赤穂駅から神姫バスかんぽの宿赤穂行きで21分、東御崎下車、徒歩2分 |
ドライブで | 山陽自動車道赤穂ICから約7km |
駐車場 | 赤穂御崎公園東御崎駐車場を利用 |
問い合わせ | 赤穂市観光課 TEL:0791-43-6839 |
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