令和6年夏から、あの「ヒバゴン」に目撃例が相次ぐ! 「類人猿相談係」も復活!

昭和45年7月20日、広島県比婆郡西城町(現・庄原市)で、ゴリラに似て、子牛ほどの大きさの不思議な生き物が目撃され、ヒバゴンと命名されています。その後の探索にも引っかからなかったのですが、令和7年になって、55年ぶりとなる目撃例が相次ぎ、庄原市も「類人猿相談係」を復活させ、対応しています。

大阪で万博が開催される年に合わせて出現!?

豊かな自然が残される、中国山地、比婆山の周辺

謎の類人猿「ヒバゴン」。
推定身長1.6m、逆三角形の顔、ゴリラに似た体つきで、比婆山(ひばやま)周辺で目撃例が続出したことから、ヒバゴンと名付けられました。

最初の目撃例は坂道で、山の方に向かって怪物が逃げたという情報、続いて民家の近く、関連性のない目撃情報から、何らかの不思議な生物がいるのではないかと推測されたのです。
山間の町はUMA(未確認動物)騒ぎで騒然とし、マスコミの取材が殺到し、旧西城町役場には「類人猿相談係」が誕生しました。

昭和49年までに29件の目撃情報が寄せられましたが、
ブームの終焉とともに、その後はピタリと目撃例がなくなって、いつしか忘れ去られた存在に。

それでも、地元では、ヒバゴンのまんじゅう、ヒバゴンのキーホルダー、ヒバゴンネギなどを地域起こしに利用。
地域の祭りなどにはヒバゴンの着ぐるみが登場するなど、人気のキャラクターとなっています。

時を経た令和6年8月、庄原市内の70代男性が、自宅の近くで黒っぽい大型の動物を目撃。
男性はサルだと思って「サルさん、サルさん」と声をかけると、ゆっくりと立ち去って行ったというから、話はかなり信憑性があります。
その後、情報は、複数件寄せられ「ニホンザルは顔は赤いけど黒かった」、「ニホンザルはひょうたん顔だけど、丸顔だった」とかなり、詳細な情報も。

54年ぶりとなる「ヒバゴン」らしき目撃情報に町は騒然となります。
実は、最初の発見の昭和45年は『日本万国博覧会』(EXPO’70 大阪万博)の年。
そして令和7年『EXPO 2025 大阪・関西万博』の年。
あくまえも偶然ですが、大阪で万博が開催される年だけ出現。

前回の出現時は、小学生の集団下校には、警察が付き添うほどの警戒をみせる一方で、全国から「ヒバゴン」を探そうと探検隊が集結。
今回はどうなるのでしょう。

「ヒバゴン姉さん」と呼ばれる西城町観光協会の岡崎優子さんによれば「謎の大型生物の目撃情報が、数件寄せられている」とのことで、観光協会では、秘密兵器にドローンを用意して探検ツアーも実施。
前回の警察まで動員した警戒ぶりと異なり、今回は、かなり落ち着いた対応に。

西城町観光協会では、山中には有害鳥獣のワナや、熊などに出くわす危険性もあるため、むやみ山(私有地)に入らないよう呼び掛けています。

令和6年夏から、あの「ヒバゴン」に目撃例が相次ぐ! 「類人猿相談係」も復活!
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
ヒバゴン

幻の類人猿・ヒバゴンを知っていますか!?

昭和45年7月20日、広島県比婆郡西城町(現・庄原市)で、ゴリラに似て、子牛ほどの大きさの不思議な生き物が目撃され、その後、庄原市、比和町など比婆山(ひばやま)周辺で猿に似た不思議な生き物の目撃例が連続、ヒバゴンと名付けられて探索が行なわれ

 

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