「天空にいちばん近い列車」HIGH RAIL 1375、7月〜9月も運行

JR線では最も標高が高い場所を走る高原列車、小海線(こうみせん)。小淵沢駅と小諸駅を結ぶ小海線に運転されるのが、「天空にいちばん近い列車」がキャッチフレーズのHIGH RAIL 1375(はいれーるいちさんななごう)です。夏シーズンには木曜、月曜なども運転されるので狙い目。

全車指定席で乗車券と指定席券だけで乗車OK

「HIGH RAIL1375」は、2017年に開催された観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」に合わせて登場した観光列車で、「1375」はJR線の最高地点の標高を表しています。

2両編成で、1号車には窓を向いた1掛けの「シングルシート」と2人掛けの「ペアシート」「BOXシート」、物販カウンターが設置。
2号車はリクライニングシートで、ドーム型の天井に星空映像を映し出す「ギャラリーHIGH RAIL」をを備えています。
国立天文台野辺山宇宙電波観測所の玄関駅となる野辺山駅では停車時間中に星空案内人による「星空観察会」なども実施。

小淵沢10:39発、小諸12:53着が「HIGH RAIL 1号」、小諸14:46発、小淵沢16:59着が「HIGH RAIL 2号」、そして小淵沢19:22発、小諸21:59着が「HIGH RAIL 星空」です。

全車指定席で、乗車にあたっては乗車券と指定席券が必要。
「青春18きっぷ」を利用の場合は指定席券のみ購入すればOKです。

1ヶ月前の10:00から、みどりの窓口、指定席券売機で発売されるほか、JR東日本のインターネット上での指定券予約サービス「えきねっと」(会員登録が必要)でも販売。

2025年6月9月の運行日

6月
1日(日)、7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)

7月
5日(土)、6日(日)、12日(土)、13日(日)、18日(金)〜21日(月・祝)、24日(木)〜28日(月)、31日(木)

8月
1日(金)〜4日(月)、7日(木)〜11日(月・祝)、14日(木)、16日(土)〜18日(月)、21日(木)〜25日(月)、28日(木)〜31日(日)

9月
1日(月)、5日(金)〜8日(月)、12日(金)〜16日(火)、19日(金)〜23日(火・祝)、26日(金)〜29日(月)

「天空にいちばん近い列車」HIGH RAIL 1375、7月〜9月も運行
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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