2024年10月12日(土)〜10月13日(日)、10月15日(火)、大阪府東大阪市にある河内国一之宮、枚岡神社(ひらおかじんじゃ)で『秋郷祭』(しゅうごうさい)が斎行。大阪府下でも最大規模の秋祭りで、秋の実りに感謝する氏子祭。壮大な布団太鼓台23基が勇壮に宮入りし、3基の地車が曳行されます。
布団太鼓が練り歩き、枚岡神社へ宮入り
太鼓台(大太鼓、中太鼓、小太鼓があります)とは神社の祭礼において練り出される山車(だし)の一種で、東大阪では布団太鼓(ふとんだいこ)が有名。
巨大な布団を山車の屋根にあたる部分に逆ピラミッド型に積むのが名の由来です。
そんな太鼓台の祭礼では大阪府下最大級となるのが、『秋郷祭』。
太鼓を打ち鳴らし、太鼓の音に合わせ、「チョーサ」の掛け声で担ぎ上げ、練り歩きます。
両日とも昼頃には喜里川・五条・客坊・河内・四條地区の太鼓台は、瓢箪山駅前に集結し、商店街を練り歩きます。
箱殿東交差点は、額田・宝箱・豊浦地区の太鼓台の掛け合いの場となっています。
それを終えて、宮入りとなるのです。
枚岡神社境内での日程は、
10月12日(土)は、秋郷祭前祭(さきまつり)太鼓台宮入り
10月13日(日)は、秋郷祭前祭(さきまつり)神幸祭・太鼓台宮入り
10月15日(火)は、秋郷祭本祭(ほんまつり)神事、神幸行列神輿渡御、太鼓台宮入り、太鼓台帰還
12日(土)、13日(日)は太鼓台運行のため(例年、15:30〜22:00が太鼓台が宮入の時間帯)、周辺道路の通行規制が実施されます。
とくに19:00〜は太鼓台に光が灯される『中担き』で、この19:00以降がハイライトです。
境内には露店も出店し、大賑いとなります。
10月15日(火)の本祭は、太鼓台宮入および露店の出店はありません。
東大阪市内では、石切劔箭神社 (10月第3土・日曜)、大賀世神社(10月第2土・日曜)、池島神社 (10月21日〜10月22日)、梶無神社 (10月22日〜10月23日)、吉田春日神社 (10月15日〜10月16日)、大津神社 (10月第2土・日曜)でも布団太鼓台が登場します。
かつては「だんじり」(地車)の曳行が多かったのですが、明治42年に大阪電気軌道(後の近鉄電車)が開通したこと、市内に電信柱が立てられたことなどから、高さ制限がなく行動しやすい「布団太鼓」に移行しました。
枚岡神社『秋郷祭』も明治35年当時は、「だんじり」(地車)6基、布団太鼓2基という構成でした。
枚岡神社『秋郷祭』|2024 | |
開催日時 | 2024年10月12日(土)〜10月13日(日)、10月15日(火) |
所在地 | 大阪府東大阪市出雲井町7-16 |
場所 | 枚岡神社 |
関連HP | 枚岡神社公式ホームページ |
電車・バスで | 近鉄枚岡駅から徒步すぐ |
ドライブで | 阪神13号東大阪線水走出口から約3km |
問い合わせ | 枚岡神社 TEL:072-981-4177 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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