三滝寺

三滝寺

広島県広島市西区、三滝山の中腹に建つ真言宗の古刹が、三滝寺(三瀧寺/みたきでら)。「三滝観音」として親しまれる寺で、寺伝によれば大同4年(809年)、空海(弘法大師)の創建。境内に三滝寺の名の由来となる駒ヶ滝、梵音の滝、幽明の滝の3つの滝が落ちています。

美しい多宝塔は、戦後に和歌山県から移築されたもの

朱塗りの多宝塔は、昭和26年、和歌山県有田郡広川町の廣八幡神社(神仏習合時代には仏教色の強い廣八幡宮)から原爆被災者の霊を弔うために移築されたもので、大永6年(1526年)の築(広島県の重要文化財)。
塔内に安置される木造阿弥陀如来坐像は、国の重要文化財に指定されています。
境内の想親観音堂、鐘楼、稲荷社、三鬼権現堂、鎮守堂は原子爆弾投下(爆心地から約3.18km)の被害からも免れ現存し、広島市の被爆建物リストにも登録。

庭園「補陀落の庭」は昭和30年代に重森三玲にが作庭したものです。
豊かな自然に囲まれ、春の桜、秋の紅葉の名所としても有名。
紅葉の見頃は例年11月下旬頃。

三滝寺
名称 三滝寺/みたきでら
所在地 広島県広島市西区三滝山411
電車・バスで JR三滝駅から徒歩20分
ドライブで 山陽自動車道広島ICから
駐車場 30台/無料
問い合わせ 三滝寺 TEL:082-237-0811
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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