西方寺・普明閣

西方寺・普明閣

広島県竹原市にある浄土宗の寺が西方寺。永禄3年(1560年)、方誉が念佛道場として開山と伝えられる浄土宗の古刹。国の重要伝統的建造物群保存地区となっている竹原町並み保存地区にあり、清水寺を模して建てられたという普明閣の舞台から市街地を一望にできます。

普明閣の舞台から竹原市街を一望に

慶長7年(1602年)、この地にあった禅寺で、小早川隆景建立の妙法寺が火災で焼失。
慶長16年(1611年)、西方寺が移り、正保4年(1647年)に堂宇を建立しています。

竹原町並み保存地区から歩くと、城郭を思わせるような壮大な石垣に圧倒されます。
石垣の上には、山門、本堂、鐘楼、庫裡、法界地蔵堂、そして南側には京の清水寺を模して建てたといわれる普明閣が建っています。
現存する本堂は、元禄15年(1702年)の再建で、須弥檀は禅宗様式。

普明閣は、宝形造り二重屋根をもつ舞台造り風の建物で宝暦8年(1758年)の建築。
妙法寺の本尊だった十一面観世音菩薩像を安置するのは、この場所に小早川隆景が建立した堂があったため。

西方寺・普明閣
名称 西方寺・普明閣/さいほうじ・ふめいかく
所在地 広島県竹原市本町3-10-44
関連HP 竹原市公式ホームページ
電車・バスで JR竹原駅から徒歩15分
ドライブで 山陽自動車道河内ICから約13km
駐車場 新町市営駐車場(47台/有料)など周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 西方寺・普明閣 TEL:0846-22-2236
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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