東城三大桜(広島県庄原市東城町にある桜の巨樹3本)の一つで、広島県では第2位の桜の巨樹(広島県天然記念物)が小奴可の要害桜(おぬかのようがいざくら)。小奴可駅の西、小奴可集落の小高い山城(亀山城跡)に立っていて、農家の人はこの開花状況を見ながら苗代(なわしろ)つくりを進めたことから「苗代桜」とも呼ばれています。
亀山城跡近くに咲くエドヒガンの巨桜
樹種は、エドヒガン。
推定樹齢は500年以上という巨桜で、樹高18m、幹回り5.9m、根回り6.5mというビッグサイズです。
標高563mの山城跡(亀山城跡)があり、西側の麓が城主の居館跡と伝えられ、その一角に本樹があることが「要害桜」の名の由来です。
例年、ソメイヨシノ開花の数日後で、見頃は4月下旬〜5月初旬頃。
すぐ近くの森地区の「森湯谷(もりゆだに)のエドヒガン」、少し離れた「千鳥別尺(ちどりべっしゃく)のヤマザクラ」とのハシゴも可能です。開花期間中はライトアップも実施。
推定樹齢300年の森湯谷のエドヒガン、樹齢400年の千鳥別尺のヤマザクラと合わせて東城三大桜と呼ばれています。
小奴可の要害桜 | |
名称 | 小奴可の要害桜/おぬかのようがいざくら |
所在地 | 広島県庄原市東城町小奴可1865 |
関連HP | 庄原観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR芸備線小奴可駅から徒歩10分 |
ドライブで | 中国自動車道東城ICから約15km |
駐車場 | 15台(開花期には臨時駐車場も設置) |
問い合わせ | 庄原市観光協会 TEL:0824-75-0173 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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