世界文化遺産に登録される厳島神社。国宝に指定される西廻廊へと渡る橋が反橋(そりばし)。名前の通りで太鼓橋で、往時は天皇からの使者(勅使)だけが許されたことから勅使橋とも呼ばれています。とても渡れるような形状ではないので、中央に階段を設けて渡ったものと推測されています。国の重要文化財に指定。
往時には天皇の勅使がこの橋を渡って御本社に入った!
全長24m、幅4mで、高欄は丹塗り、橋脚は墨塗りになっています。
鎌倉時代には架橋されていたことがわかっていますが、現存する橋は、弘治3年(1557年)、毛利隆元、元就父子が再建したもの。
擬宝珠(ぎぼし=欄干に設けられた飾り)の一つに刻銘が残されています。
厳島神社・反橋 | |
名称 | 厳島神社・反橋/いつくしまじんじゃ・そりばし |
所在地 | 広島県廿日市市宮島町1-1 |
関連HP | 厳島神社公式ホームページ |
電車・バスで | JR宮島口駅からJR連絡宮島航路または松大観光船で10分、宮島桟橋下船、徒歩15分 |
ドライブで | 山陽自動車道廿日市ICから約4.7km。または、大野ICから約5kmで宮島口 |
駐車場 | 宮島口市営駐車場(166台/有料)・もみじ本舗駐車場(500台/有料) |
問い合わせ | 厳島神社 TEL:0829-44-2020/FAX:0829-44-0517 |
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