八幡坂

箱館(現・函館)の基坂(もといざか)の上にあった箱館奉行所脇の八幡宮が、1804(文治元)年の奉行所拡張にともなって、この坂の上に移されたことが八幡坂の名の由来。当時は坂がもっと西に曲がっていたといいますが、明治12年の大火後に整備され、今の形状に。名前のもとの八幡宮も、明治13年の大火後に谷地頭町に移転しています。

函館港をもっとも美しく眺める坂はロケ地にもなっている!

八幡坂の道には石畳が敷かれ、眼下に記念館として港に係留展示されている青函連絡船・摩周丸を眺望。
「チャーミーグリーンを使うと手をつなぎたくなる」というチャーミーグリーン(ライオン)のCMで、年配の夫婦が手をつなぎながらスキップするシーンのロケ地として評判となり、「チャーミーグリーンの坂」と呼ばれたことも。
そんなロケーションゆえに、平成7年制作の映画『霧の子午線』(主演・岩下志麻、吉永小百合)など、映画やドラマ、CMなどのロケにも数多く使われている坂道です。

はこだて冬フェスティバル「はこだてイルミネーション」(11月下旬〜2月下旬)ではイルミネーションが施されて素敵な雰囲気に変身。

坂の上には歌手・北島三郎、作家・辻仁成の出身校として知られる北海道函館西高校があります。
その北海道函館西高校下からの眺めが、ベストショット。

八幡坂
名称 八幡坂/はちまんざか
所在地 北海道函館市元町
関連HP 函館市公式観光情報サイト
電車・バスで JR函館駅前から函館市電函館どっぐ前行きで7分、末広町下車、徒歩5分
ドライブで 函館空港から約10km
駐車場 元町観光駐車場(93台/有料、広場式41台・立体式52台)
問い合わせ 函館国際観光コンベンション協会 TEL:0138-27-3535
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
二十間坂

二十間坂

北海道函館市、函館山山麓・元町から延びる坂の一つが二十間坂(にじゅっけんざか)。道幅が20間(約36m)あることが名の由来で、明治11年11月16日の大火(焼失戸数954戸)、明治12年12月6日の大火(焼失戸数2326戸)後に火防線(防火

大三坂

大三坂

北海道函館市元町・末広町にある坂道が大三坂(だいさんざか)。道の両側にある擬洋風建築と石畳のエキゾチックな雰囲気で「坂の町」函館でもっとも絵になる場所ともいわれ、大三坂からチャチャ登りへと続く坂道は映画『夕陽の丘』(昭和39年、主演・石原裕

基坂

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北海道函館市元町にある坂が基坂(もといざか)。基坂の上には、松前藩時代には亀田番所、幕府直轄の時代には箱館奉行所、明治時代には開拓使の支庁、函館県庁、北海道庁支庁などの建物があり、一帯が箱館(明治維新後は函館)の中心だった地。明治維新後に、

函館市青函連絡船記念館摩周丸

函館市青函連絡船記念館摩周丸

海峡の女王と称された「摩周丸」(2代目摩周丸)は、昭和40年から昭和63年までの23年間、青森〜函館間を3時間50分で結ぶ青函連絡船として就航していました。平成3年からはメモリアルシップとして函館港に係留され公開、平成15年4月に、リニュー

 

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