国立公園の特別保護区に指定され、動力船での上陸ができないため実質的には立入禁止となっている知床岬。岬の突端には海岸段丘が続き、断崖の上はテラスの草原と化していますが、短い夏の時期だけ、高山植物が咲き誇るという原始境です。その先端部の台地には先住民族の遺跡も残されています。周辺の海域は、世界自然遺産に登録。
知床の岬にハマナスの咲く頃♬(『知床旅情』)で有名な岬
周辺の海域は、世界自然遺産に登録。
羅臼側の相泊から海岸沿いに歩いて知床岬を目指すことは可能ですが、道はありません。
ロープで断崖をよじ登ったり、玉石の浜を歩いたりの難行苦行で、片道2泊3日ほどの行程。
満潮時には渡れない部分もあり、探検の世界です。
それでも歩いて岬に到達したいという人は、知床世界遺産ルサフィールドハウスに相談を。
画像は羅臼町とNPO法人しれとこラ・ウシが共催する「知床岬クリーン作戦」同行取材時、環境省のレインジャー立ち会いのもとでの撮影です。
通常は動力船での上陸は禁止されています。
知床岬 | |
名称 | 知床岬/しれとこみさき |
所在地 | 北海道斜里郡斜里町知床岬・目梨郡羅臼町知床岬 |
関連HP | 羅臼町公式ホームページ |
電車・バスで | 中標津バスターミナルから阿寒バス羅臼行きで1時間30分、終点下車、徒歩10分で羅臼港 |
ドライブで | 根室中標津空港から約63kmで羅臼港。羅臼港からチャーター船利用 |
駐車場 | 羅臼港駐車場を利用 |
問い合わせ | 羅臼町産業課 TEL:0153-87-2111/FAX:0153-87-2358 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
取材協力/羅臼町、NPO法人しれとこラ・ウシ
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