襟裳岬灯台

日高山脈の末端、沖合へと岩礁が続く襟裳岬(えりも岬)の突端に建つ白亜の灯台。明治22年に初点灯しましたが、第二次世界大戦の爆撃で倒壊。現在の灯台は、昭和25年に再建された2代目で「日本の灯台50選」にも選定されています。4段となった海岸段丘上に建つ襟裳岬灯台周辺の岩礁はゼニガタアザラシの生息地となっています。

風速10m/s以上の風の吹く日が、年間260日以上!

襟裳岬空撮 Photo Map

平成17年に無人灯台となり、GPSなどの位置情報システム発達に伴い現在では霧笛も聞くことができなくなっています。
襟裳岬は風速10m/s以上の風の吹く日が、年間260日以上もある強風地帯で、「風の岬」、「風の灯台」とも呼ばれています。
ちなみに襟裳岬での観測史上1位の記録は47.2m/s(平成21年10月8日)。

地上から塔頂までの塔高13.7m、平均海面から灯火部分までの灯火標高は73.3mで、光達距離は22海里(約41km)あります。
つまりは、灯台は60mの断崖上に建っていることがわかります。

また、突端から沖へと続く岩礁地帯は、2kmも続き、海の難所になっています。
日の出の美しさでも知られ、初日の出には多くの人が集まり、襟裳岬「風の館」も臨時オープンしています。

襟裳岬灯台
名称 襟裳岬灯台/えりもみさきとうだい
所在地 北海道幌泉郡えりも町えりも岬
関連HP えりも町公式ホームページ
ドライブで 日高自動車道日高門別ICから約129km。とかち帯広空港から約104km
駐車場 えりも岬駐車場(200台/無料)
問い合わせ えりも町産業振興課 TEL:01466-2-4626/FAX:01466-2-4633
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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