白馬五竜高山植物園

白馬五竜高山植物園

長野県北安曇郡白馬村、8人乗りゴンドラの白馬五竜テレキャビンに乗ってアルプス平駅に上がると、その一帯がアルプス平で、白馬五竜高山植物園があります。アルプス平駅で標高は1530m。高山植物の女王・コマクサなど300種以上の高山植物が植栽され、6月~10月の間、高山植物の観察が可能です。

テレキャビンを利用し、高山植物を観察

白馬五竜高山植物園
白馬五竜高山植物園

土田勝義(つちだかつよし)信州大学名誉教授の発案、指導のもと高山植物群落を再現したもので、平成12年6月にアルプス平ゲレンデ(冬季はスキー場になります)に高山植物の植栽を開始。
平成15年7月に五竜アルプス山野草園として開園し、『白馬ALPS花三昧』のメイン会場になったもの。
平成19年にはロックガーデン「白馬連峰高山植物生態園」の造成が始まり、学術的な意味合いを深めたことから、世界に通じる高山植物園を目指し、平成22年には、白馬五竜高山植物園と改称。
同年、ロックガーデン「スイスアルプス・ヒマラヤエリア」もオープンしています。

荒原砂礫群落、風衝草原、低茎草本群落、ハイマツ群落、雪田群落、岩壁・岩屑群落、高茎草本群落、高山湿性群落などに分かれ、ヒマラヤの青いケシ、エーデルワイスなどが咲くスイスアルプス・ヒマラヤエリアも必見の価値があります。
これだけ大規模な、充実した高山植物園は他に類がなく、長野県初の「日本植物園協会加盟」の植物園。

白馬五竜高山植物園の下端と上端を、アルプス展望ペアリフト(アルプス第1ペアリフト)が結び、リフトで上った地蔵の頭にはアルプス平自然遊歩道も整備されているので、まずリフトで地蔵の頭へと上り、アルプス平自然遊歩道を一周後、テレキャビンのアルプス平駅を目指し、白馬五竜高山植物園の園内を下るというのもおすすめです。

テレキャビンのアルプス平駅ではレストラン「あるぷす360」も営業。
山麓のエスカルプラザ前には「エスカルガーデン」も設けられているので、寄り道を。

白馬五竜高山植物園
名称 白馬五竜高山植物園/はくばごりゅうこうざんしょくぶつえん
所在地 長野県北安曇郡白馬村神城
関連HP 白馬五竜高山植物園公式ホームページ
電車・バスで JR神城駅から徒歩30分で白馬五竜テレキャビンとおみ駅、白馬五竜テレキャビンで8分
ドライブで 上信越自動車道長野ICから約42km。または、長野自動車道安曇野ICから約47km、白馬五竜テレキャビンで8分
駐車場 1500台/無料
問い合わせ 白馬五竜高山植物園 エスカルプラザ TEL:0261-75-2101/FAX:0261-75-2832
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
白馬五竜テレキャビン

白馬五竜テレキャビン

長野県北安曇郡白馬村、五龍岳から派生する遠見尾根にある、エイブル白馬五竜の山頂エリア・白馬五竜高山植物園へと登るゴンドラリフトが白馬五竜テレキャビン。エイブル白馬五竜スキー場のとおみゲレンデに架かっており、とおみ駅とアルプス平駅の間を8人乗

アルプス展望ペアリフト(アルプス第1ペアリフト)

アルプス展望ペアリフト(アルプス第1ペアリフト)

長野県北安曇郡白馬村、白馬五竜テレキャビンで上るアルプス平駅から白馬五竜高山植物園のなかを少し下るとアルプス展望ペアリフト(アルプス第1ペアリフト)乗り場があり、ここから白馬五竜高山植物園を横目に見ながらリフトに8分ほど揺られると、地蔵の頭

アルプス平自然遊歩道

アルプス平自然遊歩道

長野県北安曇郡白馬村、白馬五竜テレキャビンからアルプス展望ペアリフトを乗り継ぎ、リフト終点から地蔵の頭(1673m)にある地蔵ケルン一帯を周遊する遊歩道がアルプス平自然遊歩道。地蔵の頭からは眼前に五竜岳、唐松岳・白馬三山、東に雨飾山や戸隠連

 

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