札幌涅槃大仏

札幌涅槃大仏

北海道札幌市南区石山東6丁目、佛願寺大涅槃聖堂にあるのが、札幌涅槃大仏。黄金色に輝く涅槃仏(釈迦の入滅する姿を描いた仏像)は、全長45m、高さ11m、奥行12mで、日本最大。パワースポットとしても注目され、インバウンド観光客の姿も見受けられます。

札幌にある黄金に輝く日本最大の涅槃仏

涅槃仏(ねはんぶつ)とは、仏教の開祖である釈迦が入滅(にゅうめつ)する様子を、寝姿の仏像として表現したもの(釈迦は紀元前486年2月15日クシナガラの沙羅双樹林で没=2月15日が釈迦の入滅の日とされ、全国各地の寺で『涅槃会』が開かれています)。 

もともとは、恵山町(当時)にあったリゾート施設「恵山モンテローザ」のモニュメントとして1億7000万円をかけ、バブル全盛期の平成元年に造立の巨大な涅槃仏。
平成10年の恵山モンテローザ閉鎖(経営破綻)後には野ざらし状態でしたが、平成15年、佛願寺が購入、解体して運び、平成20年に見事に復元されたもの。

佛願寺の涅槃大仏前には「平成のお浄土」を表現した日本庭園(北山安夫作庭)もあり、写経体験も実施、授与品(おみくじなど)も豊富なのでここを目的に旅することもできます。

ちなみに世界一のブロンズ製涅槃仏が、南蔵院(福岡県糟屋郡篠栗町)の釈迦涅槃像で全長41m。
タイの王宮寺院ワット・ポー(東洋医学に基づくタイ古式マッサージの総本山)にあるラーマ3世によって造立された黄金に輝く涅槃仏が、全長46mなので、それに匹敵するサイズの涅槃仏が札幌にあることに!

札幌涅槃大仏
名称 札幌涅槃大仏/さっぽろねはんだいぶつ
所在地 北海道札幌市南区石山東6-1-24
関連HP 佛願寺 大涅槃聖堂公式ホームページ
電車・バスで 札幌市営地下鉄真駒内駅から北海道中央バス空沼二股行きで9分、石山東6丁目下車
ドライブで 道央自動車道恵庭ICから約33km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 佛願寺 大涅槃聖堂 TEL:011-593-3000
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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